そんなことより

ゲームの話とか全然関係ない話とか

逆にときメモGS2について語ろう

2023年にあえてね?

最近龍が如くばっかりやってたからたまには暴力と関係ないゲームをやろうと思い、ときめきメモリアルGirl's Side2を引っ張り出してきたってわけ。まさかのプレステ2現役。なんか異音がする。

え?GS4が出てる?3すらやってないのに……?

私は乙女ゲーをあまりやらない人種で、やったことある乙女ゲーはときメモGS、ときメモGS2、VitaminXテニスの王子様ドキドキサバイバル(海&山)、テニスの王子様学園祭の王子様の5つのみ。とてつもない偏りが見てとれるラインナップだね。

乙女ゲーのことギャグゲーだと思ってる節あるので、面白要素あるやつしかできないの。

 

そのなかでもGS2は乙女ゲー初心者の私でもかなり楽しめた。

まず、育成要素があるところがいいし、私の大好きな着せ替え要素もある(ちょっと服ダサいけど)

メイン攻略対象の佐伯瑛はときメモGSシリーズを代表するキャラで、1や3を含めた人気投票(非公式)では堂々の第一位。

佐伯瑛って前作の攻略キャラと違って等身大なリアルさがあって、なんだか本当に一緒に高校生活過ごしてるような感覚になる。

声優の森田さんの演技がまた自然な感じでいいんだよね。

そして主人公と幼い時に出会っていてファーストキスの相手でもあり、運命的な再会を経て……みたいな王道なストーリーもいいしね……。

乙女ゲーのキャラクターたちって良くも悪くもキャラクターっぽいというか、現実離れしてるじゃん?

もちろん、乙女ゲーって夢を見せるものだからそれもアリなんだけど、佐伯はその中でもかなりリアルで、現実にいそうな感じがいいんだよね。

学校ではいい顔して王子様キャラ演じてるくせに気心の知れた相手には口が悪かったり、子供っぽかったり、恐竜好きだったりしてあざといのよ。

そのあざとさで、実況プレイしてる人たちも男女問わず佐伯にオトされてる。GS2の実況してる人大体佐伯攻略してる。

佐伯って王子様ポジションの割に前作の葉月くんに比べてちょろいので、結構早い段階でデレデレなわけ。

早く付き合えよ!みたいな距離感でイチャイチャしてたのにとある事件をきっかけに主人公の前から姿消したりするし。は?

気軽に情緒めちゃくちゃにしてくるんだよね。許せねぇよ。

GS2にはたくさんの攻略キャラがいるけど、このゲームは主人公と佐伯瑛のためにあると思ってる。

 

ここまで語っといてなんだけど、この記事のメインは佐伯じゃなくて氷上くんなんだ。ごめんな。

佐伯のことはマジで大好きなんだけど、私が一番愛を注いでるのは氷上くんなんだよね。

氷上格くんはGSの担任、氷室零一の従兄弟で風紀委員を務めるいわゆる“勉強キャラ“。

真面目で一生懸命だが頭が硬く、周りとのギャップに悩むことも多い、そんな感じのキャラ。

はっきり言うと私の好みではない。私は大人な感じの人がタイプなんだけど、氷上くんは全然当てはまらない。基本的に攻略キャラは高校生だから大体合わないんだけど。乙女ゲー向いてねぇな。

氷上くんはマジで私の好みと一切合わないから本当にウケる。

氷上くんの好きなエレガント系の服ぜんぜん好みじゃないし、デートで博物館とか行きたくないし、花火見て原理の話するやつとは普通二度とデートしねぇけど、氷上くんなら許すよ。

なんでタイプじゃないのにこんなに好きなのかわかる?

おもしれー男だからだよ……。

急に跡部様みたいなこと言ってごめんね。※跡部様は本編でそんな発言していません。

でも氷上くん面白いんだもん……。

出会ってすぐのイベントでクソダサヘルメット被って手信号しながらチャリ登校してるんだもん……。

氷上くんは泳げないから死ぬほど頑張ってリセマラしないと海に誘えないんだけど、来たら来たでクソだせぇ水泳帽被ってるし……(泳げないから当然機嫌も良くない)

GS2には通称“事故チュー“というシステム(ゲーム序盤にトラブルによって主人公と男の子が意図せず𝓀𝒾𝓈𝓈してしまうベタなイベントのこと)があって、相手の男の子は選択肢によって変わる。

𝓀𝒾𝓈𝓈してしまった相手は、その時のことを意識してしまい、デートに誘った時に通常とは違う反応を見せたり、エンディングが少し変わったりするという仕様がある。アホみたいなイベントだけど結構好き。

で、氷上くんの事故チューイベントが本当に面白い。世界一好き。イベントが面白いのではなく、氷上くんのリアクションが面白いだけなんだけどね。

廊下を走っていた主人公がすっ転んで、駆け寄ってきた氷上くんと衝突。そのときに(身長差があるにもかかわらず)2人のくちびるが触れ合ってしまう。乙女ゲーなので前歯が折れたり鼻血が出たりはしない。無傷。

起き上がった氷上くんは先程何かが唇に触れたことを思い出し、ある一つの結論に至った。

そして激しく取り乱し、主人公に問う「なにか大切なものをたった今失ったということはないか?!」で死ぬほど笑った。

まあ失ったと言えば失ったが、それは氷上くんも同じく失ってるよ。

その後のデート会話とかの動揺っぷりも最高に面白い。

氷上くんは恋愛方面疎いのでこっちを好きになった後の慌てぶりが最高にウケる。可愛いやつだ。

もちろん面白いだけが彼の魅力じゃない。このゲームは3年間ヒロインと過ごすことで“変わっていく”男の子たちを描いているのも特徴だ。

氷上くんは前述した通り、真面目すぎて周囲とのギャップを感じているってキャラなんだけど、彼はそのギャップをヒロインと心を通わせることによって埋めていく。

一年生の時に生徒会長に立候補するイベントがあるが、真面目ゆえ、自分の理想を一方的に押し付ける演説で引かれてしまい氷上くんは落選する。

三年生になるまでの間に博物館に誘って氷上くんを土偶に似てると言って怒らせたり、プールに誘って嫌がられるカスのデートをしてるうちに氷上くんの考え方に徐々に変化が訪れていく。

そして三年生になって生徒会長に立候補した時は、聴衆の心を掴みつつ、彼の中の信念は変わらないままの演説を披露し、生徒会長に当選する。

また、出会った当初は帰り道の喫茶店デートを校則違反と言ってほぼ承諾してくれないが、両思いになった後は承諾してくれた上で「大きな声じゃ言えないが、学校帰りに飲むお茶って美味いよな」ってこっそり囁いてくれるまでになる(ここかわいい)

ちなみにGS1とGS2には一部キャラに恋のライバルとなる女の子がいて、氷上くんにもいる。

場合によってはライバル宣言され、その結果その子と氷上くんが付き合うこともあり得るんだけど、ライバルの子と付き合うと男の子は精神的な成長をしないので、氷上くんは当然カタブツのままだし、生徒会長にもなれない。

つまり相手を“変える“ことができるのは私だけってこと。

ライバルの女の子はみんな良い子だし、元々は友達だから争うことを躊躇いそうになるけど、他の女に任せるとロクなことにならないから安心して奪っていこうね!(?)

ライバルシステム好きなんだけど、不評だったのか3以降はないんだよね。BSSを側から眺められていいのにな〜(最悪の趣味)

氷上くんだけじゃなくて他の男の子たちも主人公たちによって変わっていく姿が見れて最高だよ!

 

GS2の話って大体佐伯瑛かハリーのクソダサ棒グラフ服の話になっちゃうから他のキャラは語られにくい気がするんだよね。

でも実は他の男の子や友達の女の子もみんな魅力的!

氷上くんの話を抜きにしてもGS2はマジで神ゲーなので、プレステ2が現役の人はやってみてね。

プレステ2がない人は、いまだに実況動画とか上がってるから見てみてね。氷上くん攻略してる人はかなり少ないけど。

 

ちなみにハリーのクソダサ棒グラフ服は[ときメモ 棒グラフ]画像検索したら一発で出てきます。

 

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