年末年始は9連休だった上、ジムも休みだったせいで、何もやることがなかった。
そのおかげで発売直後はなかなか集中して進められなかったドラクエビルダーズ2に熱中することができた。
それまでの分を取り戻すかのように睡眠時間や食事の時間を削ってまで熱中した。こんな感覚は久しぶりだ。
前作をプレイし、Minecraftよりビルダーズの方が肌に合うと確信した私は2の発売を心待ちにしてきた。(ドラゴンクエストビルダーズの思い出 - そんなことより)
そのためだけにNintendo Switchを購入したほどだ。
というわけで私の9連休はすべてドラクエビルダーズ2に費やされた。マジでどこにも出かけてない。
そして休み明けの直前に無事ストーリークリアにこぎつけた。
これより下はチャプターごとの感想などを書いていく(ネタバレ注意)
とりあえず見た目をピンク髪にしてしまう(前作も)
ハーゴンと破壊神シドーが3人のロトの子孫に倒され、ハーゴン教団も壊滅寸前らしいけど、その残党に捕まって船に乗せられている。
ほかにもビルダーが捕まってるし、前作と違って別に珍しい存在じゃないっぽい。
ガイコツ船長をはじめとした魔物達にこき使われつつ、チュートリアルをこなす。魔物はみんな微妙に優しくて可愛い。
特に船長がただのいいガイコツで好き。最後水が流れ込んできたとき、バリア張って守ろうとしてくれてたような…?やさしい。
危険思想で記憶喪失のシドーと女王さま気質のルルと一緒に無人島へ漂着。すごい不安。こいつらの面倒見たくない。
そしてしろじいこと白いおおきづちになぜか島を丸ごともらった。怖い。お前前作のおおきづちの長老じゃねぇの?
でも何にもない島なので、開拓のための仲間や素材を別の島から集めて来なければならない。
なんかちょうどよく船と船長も手に入れて準備万端で次の島へ。
モンゾーラ
船が怖いからヤダと駄々をこねるルルを置いてシドーと2人でモンゾーラ島に到着。
農業が盛んで、緑がたくさんという話だったのだが、地面は泥だらけで木は枯れてる荒れた島だった。騙された。
魔物に襲われていたアラレちゃんを助け、彼女が作っているという大農園へ。
そこに大農園はなく、代わりに小さな畑と、どこかで見たことのあるおっさんがいた。見ていると無性に土に埋めたくなる顔だ。鼻毛が大量に出てそう。
なんやかんやあって畑を作って大樹の種を植えたら教団の副総督マギールさんに見つかったけど、割といい人で助かった。
その後もなんやかんやで畑を大きくしつつ住民を増やす。おおみみずや犬など人外も仲間にしていく。一瞬の気の迷いで犬の名前を「ねこ」にしたらその後の会話がえらいことになった。
トイレ作ったらみんな使ってくれて感動。でもこやしってこれ…うん…こ
畑も大きくなり町も発展して、マギールさんもすっかり溶け込み、大樹も大きくなってすべてが順調…と思いきや、モンゾーラ島で1番偉いマンドリルのでかいやつが来てマギールさんを殺害して大樹を壊していった。
っていうか、総督の割に全く知性とか品性とか感じられなさすぎない?マギールさんが総督でよくない?戦闘力=権力って考えの組織なのかな。
マギールさんの遺言により大樹を一から作ることになったけど、何もしなくても住民が作ってくれた。有能。足場のない場所にもブロック置いてて主人公よりすげぇや。
総督はやっぱり頭悪いのでバナナの皮で転ばせてタコ殴りで終了。住民が普通に強い。
そんなわけでアラレちゃん達を引き連れて、ルルの元へ。意外にもルルは留守番している間に島を調査していたらしい。健気なとこもあるじゃん。
川作ったり草原作ったりした後に次の島へ。
オッカムル島
鉱山地帯らしいが、やっぱり寂れてる。
穴に落ちたところを、ペロという女の子に助けてもらった。どうやらこの町のアイドル的存在のようだ。
坑道に埋まってたゴルドンという島の守り神的な存在を救い出し、金を与えてゴールドマンなれば島にゴールドラッシュが戻るとのことなので、たくさんの鉱石を集めることに。
あらくれのやる気を出すためにバーを作り、ペロがバニーになった。バーを作ると鉱石の採掘量が上がる謎システム。
なぜか町の奴らからペロをめぐるライバル扱いされる。私とペロの百合だぞ。百合に男が入ってくるとか、わかってねぇ奴らだ。
プールを作ったり、ペロのバニー服が豪華になったりしてるうちに、無事鉱石も集まりゴルドンはゴールドマンに進化した。
お祝いにパーティをしてハッスルダンスを踊っていたら、総督のメドーサボールが現れ、ペロを石にしてしまった。
メドーサボールを倒せばペロも元に戻るし、ゴルドンも完全に力を取り戻すとのことなので、キラキラしたものが許せないメドーサボールを誘き出すために黄金のバーを建設。
やっぱりほとんど住民がやってくれる。ただ、最初の整地ですでに立てていた建物の屋根を削られて泣いた。気に入ってたのに…。
バーが完成し、メドーサボールがノコノコと現れたところをボコボコにする。男女平等パンチ!
ペロの石化が解け、ゴールドラッシュも戻ったが、ゴルドンの体は消滅し、島の守り神になってしまった。また魔物の仲間犠牲になってる…。
筋肉とペロを連れてからっぽ島へ。なんかハーゴン教の怪しい宣教師がいるぅ!何もせずに帰ったけど、怪しい。殺せ。
ここではオアシスとピラミッドを作るらしいが、正直ピラミッドは私の好みじゃないので後で更地にしました。
そしてやっぱりと言うべきかさっきの宣教師が魔物を大量に引き連れて来た。殺す。
あまりにも数が多いので、主人公とシドーは一時的に他の島へ避難することに。残って殺したい。
しかし船はハーゴン教団の船にぶつかり、船長が人質に取られて全員捕まってしまう。船長貴様。
かんごく島
持ち物を全部取り上げられ、裸になる。シドーが服を着ているのが納得いかない。
監獄に入れられるころには懐かしのボロの服を着ていた。
断崖絶壁に囲まれた島自体が監獄になっているらしいやばい場所。更生という名目で、せっかく育てたキャベツを燃やさせられたりしたが、別にノーダメージだった。キャベツ燃やすの楽しい。
なんかオラついたスライムを仲間にし、一緒に脱獄することに。
えっちなほんを持ち込んだ囚人の代わりに懲罰房に入ったり、おおきづちを仲間にしたりした。懲罰房割と快適。
ただ、私の脳がヤバいせいで帰り道を勘違いしていつまでも帰れない。そのうちに食料尽きてマジで絶望した。全然違うところに行ってた。本当に頭がヤバい。
準備が整ったので、副監獄長を全員でボコボコにして無事脱獄。船長戦えたんかワレ。
からっぽ島に帰るとルルが迎えに来ていた。というより船着場近くで寝泊まりしていたようだ。健気やん。
他のみんなは寝てるので3人だけの脱獄記念パーティを開催。ルル特製のヤバいケーキ(土入り)を食べて盛り上がって(?)いるとシドーが意味深なことを言い出す。簡単に言うと俺がグレたら殴って目を覚まさせてくれよ!とのこと。
他のみんなとも再会し、次はあのムーンブルクへ。
しかし、しろじいいわくひどい場所らしい。ハーゴンがいなくなって今は復興してるはずでは?
見るからに寒そうな場所に着くと、いきなり青髮のリックというやつに絡まれる。やんのか?
どくけしそうを作って女兵士を助けて欲しいと言われたが…どこにもいないぞ?
とりあえず渡したら虚空に向かって使い出した。怖い。
っていうか多分いるはずの場所にキャラが表示されてない。詰んだ。ロードしたら治った。やめろや。
消える女はアネッサという名前だった。この島の住民はハーゴン教団の魔物と戦い続けているが、ハーゴン教の信者でもあるらしい。
ムーンブルク城を拠点として攻めてくる魔物達に対して終わらない戦いをし続けることが使命なんだとか。絶対遊ばれてる。
ビルダーが来たことにより魔物に勝って戦いを終わらせるという考えが芽生えたようだ。
しかし、3勇者のうちの1人がいるはずのムーンブルクがハーゴン教信者だらけなのは流石におかしすぎる。そもそも、王はいても姫なんていないらしい。どういうこと?
よくわかんないけど、まずは防衛拠点を広げる。
しかし、外に出ると5秒に一回くらい敵が攻めてくる。しかも結構強い。相手にしているときりがないので、素材をとっては安全地帯に引っ込むというやり方をしなくてはならない。
そして集めた建材で徐々に広げていく。鐘の力で衛兵も増え、順調…と思いきや、場内に不穏な噂が囁かれている。なんでも、城内にスパイがいるらしい。
なるほど、全員怪しいから全員殺そう。シドー以外信用できねぇ。
魔物に対抗する様々な魔法兵器を開発し、徐々に勢力を増していくが、シドーとムーンブルクの住民たちの間に軋轢が生まれ始めた。
好戦的かつ独断で危険な行動をする部分がアネッサたちの保守的な姿勢と合わないらしい。
まあ、私は100%シドーの味方ですけどね。ズッ友だし。
あんまり文句言うとムーンブルクなんぞ放っておいてからっぽ島に帰るからな!
そして話が進むにつれ、だんだんスパイの素性が見えてくる。っていうかリック。知ってた。
最初からいけすかないと思ってたんだよ。特に無駄に明るい「いやっほーう!」が。
そうこうしているうちに魔物の軍団を次々と倒し、残るは総督だけとなった。
そんな時にリック(スパイ野郎)に牢屋作りを依頼される。
これは完成して「やったー!」って喜んでたら、リックに外から鍵をかけられて「この牢屋に入るのはキミさ!」のパターンだ!作ったら速攻外に出なきゃ!
と思ってたら入れられたのはシドーだった。しかも「俺を入れるために牢屋を作ったのか?」とか責められるし。
誤解されたまま話が進んでしまう。シドーが心配すぎて5回くらい牢屋に赴いたけど、毎回あらくれ兵士に連れ戻された。あいつリックの手先だな。
シドー不在のまま全軍を率いてロンダルキアへ向かう。
恐ろしい場所と聞いていたのに、そこは緑や花で溢れる天国のような場所。
しかし、そこにいる魔物はこの世界が偽りだとか意味深なことばかりを言う。
一見平和そうなローレシア城に乗り込み、魔物と戦闘…の前に、手薄になってるムーンブルク城を襲撃していることを告げられる。
そして情報を漏らしたのはもちろんリック。知ってた。覚悟しろよテメェ。
リックはシルバーデビルに変えられ喜んでいたが、なんでよりによってそんな微妙な魔物に…。どうせならキラーマシンとかが良くない?
しかし、ここで重大な事実に気づく。
リックに炎の剣装備させたままだった。
もちろん手持ちには返ってきていない。持ち逃げされた。クソが…絶対に許さねぇからな。
さて、スパイの件も一件落着し、ムーンブルク城に帰る。
早速シドーを出してやらなきゃ!とウキウキで牢屋に向かったらまた連れ戻された。なんでや!
ミナデイン砲は完成し、あとは総督のアトラス(株式会社ではない)を倒すだけとなった。
ここでようやくシドーは釈放。しかし、すっかり拗ねてしまい、こっちの話を聞いてくれない。
アトラスを倒した後も機嫌は治らず絶交宣言までされてしまう。なんか痴話喧嘩の末に別れ話されてるみたいだ。彼氏か?
こうなったのは王がリックとか言う炎の剣泥棒の言うこと聞くからだし、アネッサは気づいてたんなら早々に殺しとけや!
シドーと気まずい雰囲気のままからっぽ島に帰還。
ルルの言葉にも耳を貸さないシドーは、謎の声に導かれていく。
謎の声の正体はハーゴンだった。ビルダーの旗を馬鹿にされて、ルルが怒ってくれてるけど、まじでだせぇ旗だからなぁ(白地にハート2つ描いた)
そしてこの世界のすべては勇者たちに倒されたハーゴンの作った世界で、ハーゴンはここで弱った破壊神シドーを復活させようとしていたらしい。
ということは住民もみんな作り物?…こんな個性豊かな住民を作るなんてお茶目だね。人間の作り込みがすごい。
時空の歪みみたいなところへ飛び込んで覚醒してしまったシドーを連れ戻しに行く。みんな見送りに来てくれたけど、またアネッサ消えてるし、あらくれの1人は今だに線路引いてくれって言ってる。めんどくてやってなかった。
破壊天体シドー
SEKAI NO OWARI的な場所に来た。
時折暴れまわっている腕はシドーのものらしい。大きくなったね。成長期かな?
セカオワに怯えるメタルスライムやガイコツやグレムリンやキラーマシンを連れて、安全な場所を求め邪神の教会へ。途中ガイコツくんが犠牲になる。
教会にあるあくましんかんを説得し、ここに方舟を建設して、脱出することにした。
魔物も建築を手伝ってくれる。お前らものづくりできたんだね。
色んな場所が崩れまくっていて移動が大変なので、超スーパーカー(くそダサネーミング)を作成した。操作難しすぎ。超げきとつマシンを返して。
あとガイコツくんは生きてた。キラーマシンは車のパーツになった。
どうでもいいけど、破壊と創造は表裏一体的な話を聞くたびに、アレックス・ルイ・アームストロング少佐が頭をチラついて集中できない。
そして方舟が完成したのはいいが、肝心の操舵できる人がいないので探しに行く。
どこかで見たことのある船の中にいたのは…。
船長!あの時のガイコツ船長じゃないか!チュートリアルぶり!こんぶはいらねぇ!
こんぶを食べながら拠点に帰還。みんなを方舟に乗せ、私はシドーに会いに行く。
そして始まるシューティング要素。しまった。私はシューティングが世界一苦手なんだった。そのせいでいつまでも星のカービィをクリアできないんだった。
案の定虫の息になる。降りて殴りたい。
ハーゴンとシドー(本来の姿)のいる場所になんとかたどり着き、約束通りぶん殴って目を覚まさせる。あんま強くない。
しかし、シドーは取り戻せたものの、破壊神シドーは復活してしまった。
怪我をしたビルダーのためにシドーがなんとか薬草を作り(薬草作るのになぜかハンマーで叩いてた)破壊神の方のシドーをぶち殺しに行く。
そして始まるシューティング要素。難しくないはずなのに普通に死にかけたよね。シドーが回復してくれるけど。
今までのものづくりの経験を生かして超スーパーカーをその場で改造して破壊神を倒した。
ついでにハーゴンもしばき倒して、壊れかけのからっぽ島に戻る。
ハーゴンが死んだので世界も消えかけ。
外から来たビルダーはともかく、この世界の住人は確実に消えてしまうので、シドーが取り戻した神の力を使って、この世界を作り直しみんなを救う。規模でかい。
しかし、この世界を新しく作ったらビルダーたちが元いた世界はどうなるんだろう?2つの世界が同時に存在するのだろうか?
ま、難しいことはいっか。みんな無事だし一件落着だぜ。
シドーに厨二病ノート見られたけど許すよ。ズッ友だからね。
いや〜ほんといいゲームだったなぁ。最高。
正月休みにストーリークリアしたけど、まだまだ遊べる。
からっぽ島の開拓についてはまた別記事で画像と共に紹介したいと思う。
いいゲームには変わりないが、もちろん悪い点もある。
例えば、進行不能バグの多さ。今はほとんど直っているとは思うが、発売直後はかなり多かった。
そして、ゲーム自体のボリュームが前作より大幅に増えたことで起きた弊害なのか、全体的にゲームがもっさりしている。特に戦闘はもっさり感を強く感じた。
しかし、そんなこと気にならないくらいに面白い!
街づくり要素だけではなく、ストーリーもいいし、キャラクターには愛着湧くし、長く遊んでいられる。
これからもどんどんものづくりをしていこうと思う!
それでは最後に一言。
リック炎の剣返せや!