そんなことより

ゲームの話とか全然関係ない話とか

【龍が如く極】いや、犬……犬さぁ……ちょっと……

先日龍が如く0をクリアしたので、その勢いで龍が如く極をプレイした。

極は初代龍が如くのリメイク作品で、新仕様として真島さんに四六時中ストーカーされるようになった。どういうこと?

以下あらすじ&感想。もちろんものすごくネタバレ。

 

本編

舎弟のシンジに頼まれて2億円取り立てに行く桐生ちゃん。抵抗されたのでついでにボコボコにしておいた。

仕事が終わってセレナへ向かう前にチンピラに絡まれたのでボコボコにする。そこに現れる真島の兄さん。どうやらチンピラは真島さんの部下らしい。

相手が桐生ちゃんと知らずに粗相した部下を傘でしばき倒す真島さん。わぁスパルタ。

その場は収まったかと思いきや、桐生ちゃんが余計なことを言ったので真島さんにキレられる。そりゃそうだ。

流れでストーカー宣言までされてしまう。なんで?

とりあえず気にせずセレナへ向かい、錦と飲む。ここ以外行くとこないの?

錦は病気の妹が結構ヤバイ状態らしい。飲んでる場合か?

もうすぐ由美の誕生日なのになんの準備もしていない桐生ちゃんは急いで今人気の指輪を買いに行く。所持金ギリギリ。

ぶっちゃけ全然良くないよなこのデザイン……かわいいか?まあ、由美がかわいいって言ってるなら良いけどさ……。

店を出た直後にスリに遭う桐生ちゃん。伝説の極道のくせに隙だらけやめろ。

スリを追いかけてなんとか捕まえるものの、指輪はすでに質屋で換金され、金も宝くじと化していた。

とりあえず宝くじ取り上げといたほうがいいのでは?

質屋に盗品だから返してくれと言うが当然信じてもらえず……そりゃそうだ。一文無しなので、近くにいるシンジにお金を借りる。しかも途中で指輪が値上がりしたので二回も借りた。

15万をポンと貸してくれるシンジはいいやつだなぁ。ソープ代じゃないけどね。

質屋に行ったら指輪がない……と思ったら店主が取り置きしてくれてた。

名前が彫られているのを確認して盗品だと信じてくれたので、タダで返してくれることに。いいやつ~。

そしてセレナへ向かう。え?シンジに借りた15万は?!もう使わないだろ?返せよ?!

由美の誕生日パーティーで錦はネックレスを渡す。うーんこっちの方がマシ。

好きな人以外からは指輪は受け取らない主義の由美は桐生ちゃんからのプレゼントにご満悦。錦の立場ないな~。

組への上納金の1億を持ったままセレナで寝こける桐生ちゃん。相変わらず不用心。

上納金を納めに風間組事務所へ。冷麺さんと風間さん登場。

そこへシンジから電話が入る。由美が堂島組長に無理やり連れていかれ、錦がそれを追っていってしまったようだ。

堂島組長は日常的に女を無理やり連れ去ってるらしい。これは殺さなきゃ(使命感)

風間さんの制止を振り切り、堂島組長の元へ向かう。

しかし、時すでに遅し。拳銃を手に立ち尽くす錦、茫然自失の由美、そして血まみれで横たわる堂島組長。やったぜ。

桐生ちゃんは自分が身代わりに逮捕されると言い出し、錦と由美を逃した。

そして警察により桐生ちゃんは逮捕されるのであった。シンジの15万返してねぇ……。

取り調べの時も頑なに自分がやったと主張する。キレる刑事の伊達さん。

とりあえず無事(?)服役。わーい坊主頭だー。

逆手フォークおじさんに絡まれたりもしたが、割と平穏に10年勤め上げ、出所を迎える。久々のシャバ~。まだ15万持ってる~。

出所前日にもらった風間さんからの手紙を頼りに、スターダストというホストクラブへ向かう。

その道中突然呼び止められる。

真島さん10年ぶり~。喧嘩することになるが、10年のブランクは大きく敗北。今の桐生ちゃんに堂島の龍の面影はなかった。

これからなんだかんだ理由をつけて喧嘩売るから、それを通して全盛期の勘を取り戻せよと言われる。そんな無茶な。

気を取り直してスターダストへ。そしたらゴリラ……じゃなかったホストのユウヤにみかじめ目的のヤクザと勘違いされ絡まれる。

店長の一輝が出てきたおかげで誤解が解けた。一輝に話を聞こうとしたら嶋野組のチンピラ登場。こいつこそみかじめ目的や。早速喧嘩を売りに行くユウヤ。

暴れ出したのでボコボコにしたら銃持ち出してきた。そしたらシンジが来て脅しかけてくれたよ!ありがとうシンジ!15万返すね!っていうか何そのロングコート。

改めてシンジと一輝に話を聞く。東城会は今大混乱で、まず100億もの金が消え、その件を錦が幹部会でバラしたのちに、3代目の世良さんが殺された。

風間さんはシンジを錦山組に入れて動きを監視させていた。そのロングコートは錦の趣味?

とりあえず風間さんに会いたい桐生ちゃんは世良さんの葬儀に潜入することに。絶対やめたほうがいい。あとシンジの15万は?え?時効?

嶋野はさっきのチンピラから桐生ちゃんの情報を聞いたあと、そのチンピラの指を剃刀で切り裂く、痛たたたたたた。嶋野怖すぎ。傘でしばいただけの真島さんはまだ優しいほうだったのかもしれない。

グラサンをかけただけというガバガバ変装で葬儀会場の東城会本部へ向かう。スニーキングミッションの末なんとか風間さんの元へたどり着き、錦の変貌ぶりと由美のことを聞く。

しかし、話の途中で風間さんが狙撃される。

タイミング悪く嶋野が来てしまったのでとりあえず逃げる。あっ真島さんいる。どうも。

壊し屋スタイルによる灯籠アタックで追っ手を切り抜け、嶋野も何とか倒して伊達さんの車で葬儀会場脱出。

久しぶりにセレナを訪ねて麗奈から由美の生き別れの妹、美月の話を聞く。アレスという店を持っているらしいが、場所がわからないので、神室町の飲食店に詳しいバッカスのマスターを訪ねることに。

しかし、バッカスに訪れると店内は血まみれ。マスターや客が全員殺されている。

店の隅に遥という女の子がいたので、とりあえず一緒に店を出る。通報しろよ。

途中で子犬を虐めていた不良たちに死ぬ以上の苦痛を味あわせるためにボコボコにした。動物虐待する人間は殺しても無罪になるって(私の中で)決まっているので問題はない。

子犬にご飯と水をあげる。遥は母親を探すために養護施設を抜け出してきたんだとか。

詳しく事情を聞こうとするが遥は疲れたのか倒れてしまう。

幼女を抱えて歩き回る不審者の完成だぜ。めっちゃチンピラに絡まれる。日頃の行いが悪いせいかな?

とりあえずセレナに連れて行き、寝かせてあげる。子犬付いてきてた。かわいい。

元気になった遥に事情を聞くと、遥は桐生ちゃんたちの育った施設、ひまわりの出身で母親の名前は美月。由美とも会ったことがあるらしい。

アレスを遥が知っているので一緒に行く。近江連合の林とかいう顔の長いやつに絡まれたのでしばき倒す。

100億を盗んだのは由美と美月。しかし、林たちが狙っていたのは遥だった。どういうことなのかよくわからないが、とりあえずセレナへ戻る。

情報を得るため、遥を伊達さんに預けて伝説の情報屋を探しに西公園へ向かう。

ホームレスを使って神室町中に監視の目を光らせるサイの花屋。

100億と由美美月についての情報料がわりに闘技場で勝ち抜いて色々教えてもらう。

一方その頃、遥は真島組にさらわれていた。伊達さん!

まあ真島さんなら頼めば返してくれそうじゃない……?とりあえずバッティングセンター行く。

真島さんの体を張ったギャグに笑わなかった部下が制裁を受けているのを眺める。アットホームな組ですね。

遥返してくれるって。やったね。え?喧嘩したいの?いつもしてるじゃん。まあいいか。

喧嘩に勝ったのに、部下が気を利かせて(?)桐生ちゃんをドスで刺そうとしたので真島さんが体を張って止める。大丈夫?

遥は無事救出。由美から託されたペンダントについて聞く。

その後花屋と伊達さんの親子問題を解決したりした。家庭の問題はご自分で解決してくれませんかね?

美月と思われる女の死体が見つかり、彼女の体に彫られていた刺青から、歌彫という彫師のもとへ。

そこに錦から電話がかかってきて2人で飲まないかと言ってくる。えー。

一旦セレナ戻るが美月が死んだことを言い出せずにいると遥が怒って1人で出て行ってしまった。早よ追いかけろや。

謎の男達によってスターダストに連れていかれた遥を取り戻す。ユウヤ達捕まっててウケた。

遥を賽の河原に預けて錦とセレナで飲んだけどまあ普通に交渉決裂だよね。お前をかばって10年ムショ入ってたんですけど。

賽の河原に戻ったらギャング達が襲撃してきていて遥がさらわれた。ピーチ姫やんけ。伊達さんいい加減にして。

ギャングをボコボコにして黒幕を聞き出す。蛇華という大陸系マフィアの仕業らしい。

桐生ちゃんは昔蛇華に捕まって拷問を受けたことがあるらしい。結構ひどいことされてるけど一つも傷跡残ってない。風間さんの足は悪くなったのに。フィジカル強〜。

とりあえず中華料理店で大暴れして遥を取り返した。店員を銃弾の盾にしたけど、誓って殺しはやってません。

そして始まるカーチェイス。苦手なのに!!!誓って殺しはやってません!

それにしてもなぜか桐生ちゃん達の情報が錦に漏れている気がする……それも正確に。

そう、麗奈は錦のスパイだった。錦のどこがいいんや。趣味悪いぞ。

セレナに行くと血痕とともに店内に争った形跡が。

シンジから電話があり、麗奈は錦を殺そうとして返り討ちにあい、シンジとともに逃げているとのこと。

店を出ると道に点々と血痕がある。大事件。血痕をたどってシンジ達の元へ。

麗奈はすでに殺されていて、シンジは瀕死。錦この野郎!!!

荒瀬という錦の部下と戦う。アクロバティックでめっちゃめんどくさい!強いっていうよりめんどくさい!お前は向日岳人か???!!!

シンジは風間さんを自分の婚約者であるアケミに託したと言い残して死んでしまう。まだ15万返してないのに……。

アケミは桃源郷という高級ソープのNo. 1らしい。あいつどんだけソープ好きなんだよ。

その前に真島さんから、刺客から狙われてるから埠頭に来いと言われる。すでに真島さんという刺客に狙われてるんですが。

埠頭で元堂島組組員の刺客達をボコボコにする。真島さんも一緒に戦ってくれる。

真島さんが組員に撃たれて海に落ちたけど、生死を確かめもせずに帰る桐生ちゃん。非情。

遥を連れてソープに入るという暴挙を行い、アケミの元へ。風間さんはすでに近江連合の寺田のもとに預けられていた。一応信頼できる人物らしい。

話をしていたら桃源郷の建物にトラックで突っ込んできた真島さん。デスノートかよ。撃たれたところ大丈夫?

そして嬢にフラれる真島さん。ドス向けられた状況で断れるこの嬢がすごいわ。

やっぱり例のごとく喧嘩。普段の方が強い。

風間さんのいる芝浦の船へ向かい、風間さんから色々な話を聞く。

まず、この間見つかった美月の死体は別人らしい。人違いで拷問されて殺されたこの人かわいそう。

というより美月という人物は最初から存在せず、美月=由美であり、身分を隠すために作られた架空の人物とのこと。

つまり、遥の母親は由美。当時記憶を失っていた由美は神宮という代議士と出会い遥を産んだ。その後神宮に総理の娘との縁談が舞い込んだため、籍を入れていなかった由美は身を引いた。

しかし、神宮は金と権力に溺れてしまいクズ化。スキャンダルの元になる由美と遥を世良さんに依頼して殺そうとする。ゴミ。

東城会の盗まれた100億は神宮のもので、こいつの野望を阻止するために由美は世良さんとともに100億を盗んだ。

うーん、つまり神宮をぶっ飛ばせば解決するんだね?

船の外が騒がしいと思ったらめっちゃ嶋野組いる。ヒェッ……。

嶋野をボコボコにするが、最期に投げた手榴弾が風間さんに直撃。なんでやねん。

世良さんの遺言状を託し息を引き取った風間さん。悲しい。

神室町に戻り、100人くらいのチンピラ(律儀に数人ずつ襲いかかってくる)を倒し、ミレニアムタワーにいる由美の元へ遥と向かう。親子感動の再会。

そして現れる神宮。長々喋るな。

由美はともかく遥だけでも安全な場所に避難させるべきでは?

あと世良さんの遺言状に書いてあった次期当主は桐生ちゃん。向いてなさそ〜。

とっとと神宮をボコボコにする。これトドメさしてないから絶対起き上がってくるよね。

由美といちゃついてたら、錦が来て決着をつけることになった。

錦は特に強くなかった。真島さんの方が強い。

そして神宮登場。やっぱりね。由美は遥をかばって撃たれてしまうが、錦が起き上がって神宮と爆弾で心中。やったぜ。

ミレニアムタワーから降り注ぐ100億。すごい量だね。昔の桐生ちゃんはこんな大金使って金の銅像とかいうクソみたいなもの作ったのか……。アホだな。

由美は息を引き取る。遥だけでも安全な場所に連れていかなかった桐生ちゃんの責任だぞ。

 

エンディング

なぜか東城会本部から猛ダッシュで逃げる桐生ちゃん。またなんかやったのか?

えっ……襲名直後に4代目辞任……?いや流石にそれは無責任すぎやしませんかね……?

しかも後任寺田なの?近江連合の元幹部だよ?!風間さんでよくないか?!

みんな納得……してるのかなぁ?まあ桐生ちゃんも向いてないとは思うけども。

場面変わって神室町。桐生ちゃんは由美が遺した遥をこれからも守っていくと誓い、2人で歩き出す。

……ん?2人?

いや犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬いぬぅーーーーーー!

こんな治安悪い町に子犬を放置していくな!!!良くて保健所、悪くて前と同じ目に遭うだろ!!!

拾ったからには最後まで責任もたんかい!!!

4代目の件といいお前らは無責任親子か???!!!

 

その他の話

・戦闘

敵固っっった!EASYなんですけど?!

ガードもしてくるし、おかげで街中でチンピラに絡まれるのがウザいことこの上ない。

持っててよかった壊し屋スタイル。おらぁ!テレクラ看板アタック!

ボスが回復するシステムってどうなの?いや、回復してもいいけど、量が多すぎない?

・どこでも真島

正直ラスボスより強い気する。真島さんに見つかった時走って振り切ると残念そうにするの好き。

ゴロ美は本当に笑う。ヒゲ生えてるし、刺青丸見えだし、座る時足開いてるし。

まあ、抱けるか抱けないかで言ったら抱けるけどね(判定ガバガバ)

あまりにも頻繁に現れるもんだから、ウザいを通り越して可愛くなってきたよ。街で絡んでくるチンピラは嫌いだけど、真島さんだけは特別だよ……(大型バイクで殴りながら)

あと真島さんに振り回されまくる西田が好きになってくるね。西田は真島さんのお気に入りの子分なんだろうか?

・錦の回想

細切れに回想挟むせいで本編の感想に書くとわけわかんなくなりそうだから、ここにまとめて書くね。

桐生ちゃんが捕まったあと組を立ち上げることになった錦は、病気の妹と桐生ちゃんのために頑張るが、部下の松重たちは錦が上司なのに不満で全く言うことを聞かない。風間さんの人選悪いな。

間組のシマすら荒らす松重の傍若無人ぶりに柏木さんも激おこ。さらにはなにをしても桐生ちゃんと比較され続ける日々。

それでも妹の手術費のために奮闘するが、担当医に手術費を持ち逃げされてしまう。そのせいで妹も死に、自殺を考える。

そこに空気を読まず現れた松重が余計な一言を言ったせいで錦の中の何かが切れ、松重を殺害。やったぜ。

錦は成り上がるために修羅になる決意をした。

端的に言うと風間さんが無能。桐生ちゃんにはあんなに手厚いのに、何で錦へのケアはこんなに悪いの?錦が嶋野の言うことを信じちゃうのも無理はないな。

・サブストーリー

やっぱりIQ2だわ桐生ちゃん。

困ったらとりあえず暴力で解決しようとするのやめろ。


まとめ

総合的に見て面白かったんだけど、ラストの犬放置が気になって台無しだよ!

 

龍が如く 極 新価格版 - PS4

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英語を勉強するつもりがワールドトリガーの面白さを再確認するだけで終わった回

日本語に限らず言語には特有の言い回しが存在する。

その特有の言い回しが他言語だとどう訳されるのかを調べるのが好きだ。

漫画の英語版にもは前から興味があって、いつか買ってみようと思っていた。しかしあんまり巻数の多い漫画は読むのが大変だ。そしてそれなりにセリフのある漫画でないと翻訳を楽しめない。

そんなわけでワールドトリガーの英語版を購入した。幽遊白書と迷ったけど、幽遊白書は戦闘シーンが多いので翻訳で面白いのは禁句の回だけのような気がしてやめた(そしてその回の翻訳は結構有名)

ワールドトリガー英語版は既刊18巻。そして値段が約二倍。高っけぇ!

しかしその分、全てのセリフはもちろん、漫画内の書き文字、カバー裏、作者のコメント、Q&A、ボツネームやその中の書き文字にいたるまで全てが英訳されている。ものすごい労力。そりゃ高いわけだ。

日本語のようにさらっと読み流せないので、じっくり読み込むことで英語の勉強になればいいなという期待もあった。読了後私の英語力が上がったかは定かではない。

気になるのはたま〜〜〜に翻訳忘れがあるんだけど、その部分が大きく手書きの○印で囲ってあるところ。そんなに強調しなくても……。

あと電子版だけだと思うけどカバー折り返しが載ってない。カバー裏はあるのに……。

いや別に日本語版持ってるからいいんだけど……12巻読んだときに来馬先輩見えないの悲しくない?そうでもない?私は悲しいよ。

 
というわけで、18巻まで一通り読んでみて面白いと思った翻訳や名台詞を原文とともに載せていく。

まとめてて気づいたけど鈴鳴関連多い気がする。無意識って怖いね。

ちなみに私の高校時代の英語の成績は3だし、TOEICとか受けたことすらないので英語力に期待してはいけない。一応調べて書いてるけどね。

 

「よう 無事か?メガネくん」(1巻5ページ目)

「HEY. YOU ALL RIGHT, FOUR-EYES?」

メガネ=GLASSESだからGLASSES BOYとかそういうのを想像してたのでちょっと意外な訳だったが、読み進めたら謎は解けた。

1巻カバー裏の修の紹介文「エターナルメガネ」は、英語版だと「Four-Eyes 4Eva」フォーアイズフォーエバー。オシャレ〜。

ちなみに迅も遊真も旧三馬鹿も同じようにFOUR-EYESと呼んでいる。米屋はGLASSES BOY。

 

「……ぼくがそうするべきだと思ってるからだ!!」(1巻43ページ目)

「BECAUSE... THAT’S WHAT I BELIEVE IN DOING!!」

修といえばこのセリフ。シーンによって微妙に言い回しが変わっていたりする。

 

「おまえ……つまんないウソ つくね」(1巻165ページ目)

「YOU MAKE UP... ...THE STUPIDEST LIES.」

おもしろいウソはINTERESTING LIE。このセリフ最近言ってないね。

 

「ぼんち揚食う?」(2巻74ページ目)

「WANT A BONCHI FRIED RICE CRACKER? SO ADDICTIVE.」

長い。もうBONCHI-AGEでいいだろ。

 

「オサムとチカって付き合ってんの?」(2巻119ページ目)

「ARE YOU TWO GOING OUT?」

英語には男女が交際していることを指す明確な表現はないらしい。

GO OUTは外出という意味だけど、文脈によっては付き合うという意味で使われる。

 

「自分が「そうするべき」と思ったことから一度でも逃げたら きっと本当に戦わなきゃいけない時にも逃げるようになる」(3巻102ページ目)

「...IF I RAN AWAY FROM WHAT I THINK I SHOULD DO, EVEN ONCE... ...THEN... ...I ‘D END UP RUNNING AWAY RIGHT WHEN IT MATTERS MOST.」

「おれがそうするべきだと思ってるからだ」(3巻106ページ目)

「BECAUSE... ...THAT ‘S THE WAY I THINK IT SHOULD BE.」

そうするべきの部分を強調して少し前の修のセリフを引用しているのがわかるようにしている。

1巻の修のセリフと違う翻訳なのはそういう理由だろう。

 

「こっちのもさもさした男前が烏丸京介 16歳」(3巻123ページ目)

「THIS SCRUFFY HOTTIE IS KYOSUKE KARASUMA, 16 YEARS OLD.」

SCRUFFY=だらしない、みすぼらしい

HOTTIE=魅力的な人

関係ないけど、SCRUFFY HOTTIEって調べたらアダルトページが検索結果にいっぱい出てきて怖かった。HOTTIEがセクシーで魅力的な人って意味だからかな。

 

「あんたは安心して何回でも負けられるってことよ おチビ」

「おチビじゃないよ 空閑遊真だよ よろしくなこなみ」(3巻139ページ目)

「...YOU CAN KEEP LOSING, OVER AND OVER AGAIN. SHRIMP.」

「IT'S NOT “SHRIMP.” THE NAME’S YUMA KUGA. I'M LOOKING FORWARD TO TROUNCING YOU, LADY.」

SHRIMP=エビだけど、スラングでチビという意味もあるらしい。悪口っぽいニュアンスの言葉なのであんまり使わない方がいい。白チビはALBINO SHRIMP。アルビノのエビ。

原作だと小南先輩を呼び捨てにして、勝ったら先輩と呼んでやる、と返すが、英語には日本語の「先輩」にあたる敬称がないので、代わりに遊真が名前ではなくレディと呼んでちょっと舐めてる感を出している。

勝負後はちゃんと「KONAMI」と呼んでる。ときメモ作ってそう。

先輩だけでなく「くん」「さん」「ちゃん」の敬称も英語にはないため、どのキャラも基本的に名前を呼び捨てにしている。

普段は嵐山さんと呼んでいる三輪くんが、キレている時には呼び捨てになる、というシーン等はどうしても再現不可能な様子。

ちなみに海外では「senpai」はオタク用語として知られているが、「(大好きなのに)絶対私の気持ちに気づいてくれない人」という意味で使われているらしい。この漫画で使うと「……バカ……!」な展開になってしまう。バカはおれだ。

 

「それは……そうなんですが…………」(4巻146ページ目)

「WELL... THAT ‘S TRUE, BUT...」

おまえそれ言えば許されると思ってるだろ。

 

「……おっこないだの土下座返し先輩4位じゃん!」(5巻164ページ目)

「LOOK... LIGHTNING KOWTOW GUY IS FOURTH!」

コウトウってなんだよと思ったら、中国の「叩頭」という礼の形式で、跪いて両手と頭を地面につけて行うものらしい。

まんま土下座だけどこっちの方が英語圏の人には馴染みのある表現っぽい。

 

「立方体」(6巻カバー裏)

「Mr. Cube」

お約束。

 

「おとり」(7巻カバー裏)

「Bait Boy」

来馬先輩(当時19歳)はボーイ……なのか?

漫画内ではGUYが使われることが多いので、弱々しさを表現したかったのかも。

 

「ぼうしはちのすしたまつげ」(7巻カバー裏)

「Swiss-Cheese Hat, Bottom Eyelashes」

スイスチーズっていうのはよくアニメに出てくる穴あきチーズのこと。あれスイスチーズって名前だったのか。

 

「悪いがここからはおれが相手をさせてもらう」(8巻43ページ目)

「I’M AFRAID... ...I’LL BE TAKING YOU ON NOW.」

「おっと間違えた 「おれが」じゃなくて「おれたちが」だった」(8巻45ページ目)

「WHOOPS, I MEAN... ...WE’LL BE TAKING YOU ON.」

これも強調することで前の文との関連を示している。

 

「ふざけんな……!!「泥の王」はオレの……」(9巻36ページ目)

「GO TO HELL!! BORBOROS IS MINE...」

GO TO HELLでめっちゃ笑った。口悪。

 

「……余裕こいてんじゃねーぞ このわくわく動物野郎」(9巻45ページ目)

「DON’T PLAY IT SO COOL, MR. DISCOVERY CHANNEL.」

これはまとめサイトでも見かけたことあるので有名な訳かもしれない。

わくわく動物野郎の元ネタがわくわく動物ランドというテレビ番組なので、その辺りを理解していないとこの訳は思いつかないと思う。あと語感がいい。ミスターディスカバリーチャンネル

 

「あの程度では防御のうちに入らない」(9巻57ページ目)

「A SCHOOL OF FISH... ...DOESN’T COUNT A SHIELD IN MY BOOK.」

SCHOOL OF FISH=魚の群れ

日本人はめだかの学校を思い浮かべてしまうとか。

 

「水曜に戦うB級中位グループはそこそこまあまあよ」

「上位グループはかなりまあまあ」

「A級は……全力でまあまあね」(10巻154ページ目)

「...THE MIDDLE B-RANK GROUP YOU’LL FIGHT ON WEDNESDAY IS KIND OF SO-SO.」

「THE TOP GROUP IS MOSTLY SO-SO.」

「A-RANK IS... SUPER SO-SO.」

SO-SOはまあまあという意味。

こういう日本語の曖昧な表現って訳すの苦労しそう。

小南先輩は感覚派なので特にこういう台詞が多い。

 

「来たか?狙撃界に新しい波が」(10巻161ページ目)

「IS IT THE DAWN... ...OF A NEW ERA FOR SNIPERS?」

なっているな、ちゃんと倒置法に。

「夜明けか…スナイパー新時代の」みたいな感じだろうか。何言ってんだこいつ。

 

「まあまあ今ちゃんこのくらい……」(11巻117ページ目)

「NOW NOW, KON. IT’S ALL RIGHT...」

NOW NOW=まあまあ(相手をなだめる時に使う)

直訳すると今今、今ちゃんになるじゃん、と思って1人で笑ってた。多分私だけが面白いやつ。それを意識して翻訳したかは不明。

 

「リアルタイムであれだけの弾道が引ける変化弾使いはウチの出水と那須だけだ」(11巻181ページ目)

「MY IZUMI AND NASU ARE THE ONLY VIPER USERS... ...WHO CAN PROGRAM TRAJECTORIES IN REAL TIME.」

ウチの(チームの)出水って意味なのに、マイ出水って。お前の出水ではない。

 

「付け焼き刃にやられる訳にはいかない」(12巻40ページ目)

「I CAN'T LET MYSELF BE DEFEATED... ...BY SOMETHING YOU JUST THREW TOGETHER.」

THROW TOGETHER=急ごしらえ、でっち上げ

それにしてもこの台詞ひどいと思う。わざわざ言う必要あった?友達なくすぞ。

 

「村上が来馬と太一の面倒を見なくて良くなるなら鈴鳴はもっと上にあがって来るぞ」(12巻119ページ目)

「IF MURAKAMI DOESN’T HAVE TO BABYSIT KURUMA AND TAICHI... ...SUZUNARI WILL RISE EVEN FURTHER.」

ベビーシットって。いやまあ太一の相手は子守みたいなもんか……。

 

「なでていいのかダメなのか……!読めない!この子の表情は読めない!」(13巻22ページ目)

「IS SHE OKAY WITH BEING PETTED...?! I CAN’T TELL FROM HER EXPRESSION!」

SHEって言ってるけど、この猫メスなの?たしかにタマ見えないけど……。

 

「リーゼント先輩」(13巻23ページ目)

「THE POMPADOUR GUY.」

知ってる人も多いと思うけど、リーゼントとは本来両側の髪をワックスなどで撫で付けて後頭部でぴったりと合わせる髪型のこと。

リーゼントと聞いてイメージする前髪を膨らませてボリュームを持たせる髪型はポンパドール(女の子がよくやってる小顔効果のあるやつ)と呼ばれる。

当馬の髪型はポンパドールとリーゼントの合体スタイル。

 

「雪でも降るんじゃないの?」(13巻81ページ目)

「MUST BE A COLD DAY IN HELL.」

A COLD DAY IN HELL=(灼熱の地獄に寒い日などないので)ありえない

このシーンは雪でも降るんじゃないの?→次のランク戦は雪マップでしたというちょっとしたオチが付いているんだけど、雪が降るってことは寒い日でもあるので割と意味が通っている。

 

「そりゃお金で玉なんだからふつうに考えれば「金玉」だろ」(14巻68ページ目)

「WELL, SINCE COINS ARE ROUND AND SHINY... IT’S GOTTA BE FAMILY JEWELS!

FAMILY JEWELS=(家宝のように隠しておきたいほどの)一家の恥、金玉。

下ネタなのにおしゃれな言い方でムカつく。こんな英語知りたくなかったよ。

太刀川はセクハラじゃなくて素で言ってそう。

 

「さてはチカ子に惚れたか?」(14巻80ページ目)

「DO YOU HAVE A CRUSH ON HER?」

HAVE A CRUSH ON=一目惚れ、片想い

ユズルの青春っぷりいいよね……。

 

「柿崎さん ファントムばばあ」(14巻153ページ目)

「ZAKI. PHANTOM HAG.」

HAG=鬼婆、鬼女。

あまりにもひどい。Dead by Daylightのキラーじゃないんだから。

 

「韋駄天」(15巻52ページ目)

「SKANDA.」

スカンダはヒンドゥー教の軍神。仏教では韋駄天という名称。カルティケーヤって名称の方が馴染みのある人多そう。アバチュで戦ったことある。

 

「B級嫌がらせメガネ」(15巻168ページ目)

「Pain in the Butt B-Rank Four-Eyes」

Pain in the Butt=うっとうしい存在、目の上のたんこぶ。直訳すると尻の痛みなのが嫌。

修の嫌がらせはHARASSMENTと表記されることもある。B級ハラスメントメガネもそれはそれで嫌。

 

「空閑の手を使わせてもらった」(15巻179ページ目)

「I USED MY HAND LIKE KUGA DID.」

英語のHANDにも手法ややり口という意味が含まれるので、日本語の元の文を崩さずに翻訳できるようだ。

 

「B級トップのモテ力」(15巻189ページ目)

「B-Rank Chick Magnet」

Chick=ひよこ、若い女の子

Chick Magnet=(女の子を引きつける磁石のような)モテ男

荒船くんって作者的には美形を意識して描いていないキャラなのにこのモテ力はすごい。

 

「アタシたちを囮にしようってワケね ムカつく」(16巻137ページ目)

「I SEE. SO THEY'RE USING US AS A DECOY. THAT PISSES ME OFF.」

PISS ME OFF=ムカつく(スラング

カトリーヌはしょっちゅうこの表現を使っている。汚い言葉を使う女の子って良くない?(性癖を出すな)

 

「肩書きだけ列挙すると、読者人気うなぎのぼり待ったなしの逸材だが、今、仕事場の壁の隙間っぽいところにセミが入り込んでバタバタ言っていてこわい。」(16巻カバー裏)

「His position and title alone should be good enough to get him ton of fans... aaaand I hear cicadas in my office, in the walls, making weird sounds... and now I ‘m scared.」

文章の途中でセミに襲われている。セミはこわい。

 

「アフトクラトルに雨取隊員を連れて行くなどカモがネギしょって行くようなものだ!」(17巻138ページ目)

「BY TAKING AMATORI TO AFTOKRATOR... ...WE MIGHT AS WELL DELIVER HER ON A SILVER PLATTER!」

ON A SILVER PLATTER=なんの苦労もなく(手に入れる)、お膳立てされている。

PLATTERは料理を乗せる大皿のこと。

銀の皿に乗る千佳モネギ……。

 

「ヤバいやろ え?ヤバない?まずこの白い子がヤバいやろ」

「ヤバいっす」

「せやんな!」

「鋼と戦ったときの水中戦とか見た?俺ふつうに感動してんけど」

「2万回見ました!」

「ウソつけ」(17巻162ページ目)

「CRAZY, RIGHT? Y'KNOW? THIS WHITE-HAIRED KID IS BAD NEWS.」

「YEP, REALLY BAD NEWS!」

「AIN'T HE?!」

「Y'ALL SAW HIM FIGHT KO IN THE WATER? THAT WAS DAMN COOL!」

「I WATCHED IT 20,000 TIMES!」

「LIAR...」

BAD NEWS=厄介な人

ヤバいは色んな意味があって便利な言葉だけど翻訳するのは大変そう。

「ウソつけ」のテンションが低いのが笑える。

 

「メガネ頑張ってますねー」(18巻103ページ目)

「FOUR EYES REEEALLY WORKED HARD, HUH?」

「メガネもがんばってんだろーがまだまだ足りねえ」(18巻147ページ目)

「I KNOW FOUR-EYES IS DOING THE BEST HE CAN, BUT HE’S STILL GOT A LOOONG WAY TO GO.」

こういう強調の仕方もあるのね。すごーくがんばってそうだし、ぜーんぜん足りてなさそう。

 

「遊真の動画を2万回見たのに違うやつに速攻落とされたてへぺろ攻撃手。」(18巻カバー裏)

「Oopsy-daisy attacker who watched Yuma’s video over 20,000 times and was immediately taken out by someone else.」

Oops=おっと、しまった(感嘆詞)

Oopsy-daisyはそれよりも子供っぽい可愛らしい表現で、親が子供や赤ちゃんの小さなミスに対して使ったりすることが多い。あらら、みたいな感じ。

赤ちゃん扱いでいいのか海。

 

★オマケ

キャラのあだ名

とりまる=TORIMARU

英訳すると本名との関連性がわからないので、4巻に注釈で読み間違いが由来のニックネームであることが書かれている。

とっきー=TOKI

希少な鳥みたいだね。

きくっちー=KIKUCHI

菊池?

ろっくん=RO

ろ。

クーガー=COUGAR

ピューマというネコ科の動物の英名と同じ。

ユーマとピューマの響き似てるし、ユーマのアイコンポンデライオンだったし、もしかして結構考えてつけられたあだ名?

蔵っち=KURA-BOY

蔵ボーイ?

 

この記事を書くために英語版だけじゃなく日本語版もめっちゃ見返した。リアルに2万回読んでるんじゃないか?!

また新しい巻が出たり、面白い翻訳見つけたら随時追加したい。

 

それでは最後にワールドトリガー英訳クイズで締めます。

 

Q.これはどのシーンの英訳でしょう?

「KRK SNAP」

 

 

 

A.修が有刺鉄線をペンチする音でした。

 

World Trigger, Vol. 1 (English Edition)

World Trigger, Vol. 1 (English Edition)

 

 

【龍が如く0】龍と狂犬が生まれるまでの物語を辿る

龍が如くシリーズ最高傑作と言われる龍が如く0をシリーズ初プレイで堪能してきた。

シリーズ初プレイとは言っても、極のプレイ動画を見たことがあるのでキャラクターや用語はわかっている。

 

以下、あらすじと感想という名の完全ネタバレ。

 
桐生ちゃん編

借金を取り立てるためにボコボコにした人間が死亡したことで殺しの濡れ衣を着せられてしまった桐生ちゃん。

これは風間さんを失脚させるために仕組まれた堂島組若頭補佐(久瀬、阿波野、渋澤)の誰かによる罠のようだが、証拠はない。

堂島組の幹部達に「誓って殺しはやってません」という高度なギャグ(直前に窓から人を投げ捨てた)を披露するも相手にされず、とりあえず組を抜けてカタギになる。しかし、殺しの疑いは晴れてないし、風間さんの立場も危ういまま。

立華不動産という極道よりヤバい会社に拾ってもらい、立華社長に「先にシャワー浴びてこいよ」と言われ抱かれかけたがなんとか回避。堂島組の狙いが「カラの一坪」という所有者不明の土地であることを知らされる。

チンピラみたいなスーツを錦に買ってもらい、尾田っちというこれまたチンピラスーツに身を包んだ先輩と共に、不動産屋としてチンピラをボコボコにする仕事に勤しむ桐生ちゃん(殺しの濡れ衣は晴れてない)

立華不動産もカラの一坪が目的のなので当然堂島組の怒りを買い、久瀬の兄貴に執拗につけ狙われる(計5回)ことになる。でも久瀬の兄貴好き。

自宅アパートが燃えたりしたけど今日も元気。

堂島組に狙われていたところを錦に助けてもらい、車で山の中へ。

桐生ちゃんが堂島組に無残に殺される前にここで一思いに殺してやろうとする錦だったが、実行できず。

錦にこれ以上迷惑をかけないように兄弟の縁を切ったあと、車を奪って錦を人気のない山奥に置き去りにした。これは闇堕ち不可避。

神室町へ帰ってきた後にカラの一坪の所有者が「マキムラマコト」という盲目の女性であることを知らされる。

彼女を神室町に連れてくるため、尾田っちとともに蒼天堀へ向かう。

日侠連の世良さんからマコトを預かるが、尾田っちの声を聞いたマコトの様子がおかしい。

とりあえずタクシーを走らせる……が渋澤組の追っ手が大量に迫ってきていた。

そして始まる突然のガンシューティング。拳銃でバイク、車、ヘリを撃墜。誓って殺しはやってません。

巻き込まれたタクシーの運ちゃん可哀想(死亡)

尾田っちは昔マコトを騙して監禁して売り飛ばした蝙蝠の刺青の男と判明した。

さらには立華は中国残留孤児でマコトの実の兄だったことも判明する。マコトの人生壮絶すぎ。

実は渋澤と繋がっていた尾田っちは殺されたが、2人はなんとか神室町へたどり着く(途中ラブホを経由)尾田っちクズすぎない?

マコトと立華を会わせようとするが、桐生ちゃんはなんかすごいヤバい殺し屋に撃たれ、立華が捕まってしまう。

包帯を巻いてもらっただけで傷が完治した桐生ちゃんは、拷問されている立華を救いに行く。途中錦が組を裏切って桐生ちゃんの味方になってくれた。山に置き去りにされても怒らない心の広い男。

しかし、到着した時には手遅れで、まもなく立華は死亡。マコトと再会することは叶わなかった。

拷問という目的を忘れて立華を殺した米田とかいうゴミを許すな。と思ったら久瀬の兄貴に殺されてた。やったぜ。

その後絶対に守ると言っておきながら目を離してしまったためマコトが失踪してしまう。何してんの?

世良さんからマコトが撃たれて重体であることと芝浦の船の中に匿っていることを聞かされる。

しかし、渋澤はあえてマコトを殺さないことで、世良さんたち日侠連の居場所をあぶり出して、風間さんの息のかかった人間をすべて始末するつもりだった。

マコトを助けるため錦とともに芝浦へ向かい、冷麺さんに助けられながら渋澤を追う。

まずは部下たちを倒していく。伝説スタイルをレベル40くらいまで強化したせいでめちゃくちゃ簡単に進んでしまった。これだけ強くなっても防御力変わらないのが謎。

あっという間に渋澤のもとにたどり着いたよ。

渋澤は風間さんを超えたという「看板」が欲しいから風間組を壊滅させようとしているらしい。

桐生ちゃん渋澤に完全論破されてて笑った。そのまま戦闘に入るな。困ったら拳で黙らそうとするのはよくないことだぞ。

渋澤の背中にも龍の刺青が。これは「堂島の龍」を賭けた戦いでもある。

強くなりすぎたので、渋澤が桐生ちゃんのようにスタイルを切り替えながら戦ってたことに気づかないまま終了。

立華の話を持ち出されキレて殺しそうになった桐生ちゃん。そこへ渾身の錦タックル!一線を越えるなと諭すけどおまえ7年後に一線越えるよな。

マコトは守れたから一件落着……かな?

風間さんに堂島組に復帰することを報告する桐生ちゃん。いやこんだけめちゃくちゃやっといて?!って気もするけどそうしないとのちのシリーズとの整合性取れなくなるもんね。仕方ないね。

グレーのスーツに意味を持たせてくるのもいい。そしてファッションにうるさい錦。錦のセンスがいいと思ったこと一度もないけど。

錦に奢ることになって今日は持ち合わせが……とか言い出す桐生ちゃん(ポケットに500億円)カツアゲくん殴りすぎて金銭感覚バグったのか?

 
真島さん編

過去嶋野の命令に背いたせいで拷問部屋で1年間過ごすことになった真島さん。

その時受けたはずの傷は片目以外完治している。やっぱり若いと回復力高いんだね。

しかし、拷問から解放されたからといって極道に戻れるわけではなく、カタギとしてキャバレーグランドの支配人をやらされ、売り上げを嶋野の代紋違いの兄弟分佐川に献上させられる。

蒼天堀から出ることも許されず、常に監視される日々。

ちなみにあのイカれたファッションはしておらず、キャバレーの支配人という立場上、ポニーテールでタキシードを着ている。超イケメン。好みのタイプです。

支配人としての手腕はかなりのもので、短期間で潰れかけだったグランドを蒼天堀No. 1にまでしてみせた。

しかし本人は、極道に戻ることを強く望んでおり、佐川の度重なる嫌がらせにも耐えながら鬱屈した日々を送っていた。

ある日、佐川から「殺し」の依頼を受ける。この依頼が出来れば東城会に戻してやる、しかししくじれば命はない、とのこと。

ターゲットは「マキムラマコト」という人物。

マキムラマコトがいるというマッサージ店に潜入すると、そこで働く盲目の女性と出会う。

やがてマキムラマコトと思われる店主の大男が現れ戦闘になるが、途中で謎のチンピラが現れ、店主を撃って盲目の女性を連れ去ろうとしたため、思わず助けてしまう。

そして盲目の女性こそが「マキムラマコト」であり、今回のターゲットであった事を知る。

撃たれたのに結構ピンピンしているマッサージ店の店主、李も合流。

マコトの過去について聞かされる。蝙蝠の刺青の男に騙され、監禁されて売り飛ばされたマコトは、強いストレスによって盲目となった。

過去を聞いて殺意が1ミリも無くなってしまった真島さんはなんとかマコトと自分の両方が助かる方法を探す。李から別の人間を殺して身代わりにする方法を提案されるが拒否。

しかし、マコトの格好をした身代わりの女が翌日遺体で発見される。

それをやったのは近江連合鬼仁会の西谷だった。前にマコトを狙ってきたヤクザも西谷の部下らしい。取引を持ちかけてきたが、とりあえず神聖なキャバレーで乳を揉んでいたので制裁した。のちの真島さんに戦闘スタイルが似ている。ま〜じまくぅ〜ん。

なんかもう佐川にもバレそうだし李とともにマコトを連れて蒼天堀から逃げようと車のエンジンをかけたところで仕掛けられた爆弾によって李が死亡。

そして拳銃を構えてゆっくりと迫り来る佐川。マジで怖い。

しかし寸前のところで世良さんが現れ、佐川を撃ってマコトを連れ去っていく。

佐川さんから昔飼ってた豆太郎とのほっこりエピソード(バッドエンド)を聞きつつ、マコトの手がかりを得るため、西谷をよく知る刑事のビリケンさんとともに西谷の元へ。

自宅のように留置所でくつろぐ西谷に世良さんの情報を聞いて、マコトのもとへ行こうとしたところで、買収された看守によってビリケンさんと西谷は殺害されてしまう。

佐川に首を絞められつつ、世良さんの元へ。しかしマコトはすでに桐生ちゃんとともに神室町へ向かっていた。

佐川との(違う意味で)ドキドキ神室町旅行。

すると嶋野から呼び出しがあり、マキムラマコト殺害依頼の真相を聞かされる。

真島さんがマコトを殺せずに匿ってしまう事は予想済みで、自分を殺しにきたはずの殺し屋に守られることによってマコトは真島さんを信頼するようになり、その信頼を利用してマコトから円満に土地を譲ってもらう計画だった。

自分の行動すら嶋野の掌の上だったことにショックを受けた真島さんはチンピラに殴られても無抵抗。顔がアザだらけの割に体力ゲージが満タンのまま。ソフトタッチ暴力。

とりあえずマコトを見つけないと始まらないので、立華不動産の桐生ちゃんを探すため風間組事務所に殴り込んで冷麺おじさんこと柏木さんをボコる。結構強い。

そのあとマコトがいなくなったというのにセレナで悠長に酒を飲んでいた錦にお仕置きを加えた。麗奈ママにフルスイングされたりしたが、普通に錦は弱かった。

カラの一坪でマコトと再会。マコトはぼんやりとだが視力が戻っていた。

兄を無残に殺されたことで堂島組に復讐しようとするマコト。真島さんは止めようとしたが、マコトは一人で堂島組に乗り込んでしまう。

しかし、堂島組長の真の目的は、土地を買い取ることではなく、土地の所有者を殺すことだった。

駆けつけた真島さんの目の前で例のヤバい殺し屋の凶弾に倒れるマコト。

ヘリで逃げる堂島組長こと小物野郎。撃ち落とせ!

マコトはかろうじて一命を取り留める。マコトを世良さんに任せて、真島さんは堂島組へ単身乗り込む。

もちろん、堂島組長をボコボコにするためだ!あとついでにこの間ソフトタッチ暴力を仕掛けてきたチンピラもボコボコにしておいた。

堂島組本部で下っ端に釘を食わせつつ、たどり着いた先には阿波野の兄貴の姿。

まさかの戦闘。意外と熱いところがあってかっこいいんだけど、事前に1兆円を使って能力強化してたため瞬殺……ごめんな……。

阿波野の兄貴と心を通わせたと思ったら例の殺し屋から真島さんをかばって死んでしまった。堂島組長もいる!殺せ!!!!!

殺し屋は流石に手強……くなかった。あとは組長だけ……と思ったら世良さんが来た。えー殺しちゃダメなの?

殺さないにしても堂島組長は1発殴っておいた方が良くない?

とりあえず堂島組長の失墜は決まったので、世良さんから嶋野に裏切りのケジメをつけさせろと言われ、拳銃を受け取る。そして近江の本部長と会合中の嶋野のもとへ。

そこには佐川の姿もある。怖い。もう敵意ないってわかってても怖い。

なんだかんだ楽しかったよなって言われたとき、どの口が言うとんねんって思ったよ。佐川に何回か殺されかけたの忘れてないからな。

そして世良からの伝言を伝え拳銃を……嶋野に渡して判断を委ねた。

真島さんってなんでこんなに嶋野を慕ってるんだろ?いや、有能ではあると思うけど、怖すぎない?その辺の話ってのちのシリーズで描かれてる?

嶋野の選択は、近江の本部長の殺害。えっ大丈夫なの?

まあ、真島さんが手に入るなら安いもん……かな?それにしても嶋野怖い。

無事(?)東城会に戻れることになった真島さんは蒼天堀を去る前に佐川に挨拶をする。そして、お馴染みのファッションになっている。ヒゲがないからなんだか新鮮。やっぱり肌が綺麗ね。

とにかくプレイ中怖くてたまらなかった佐川だけど、監視役という立場だから怖かったわけで、立場が変われば割と円満な関係になれるもんだね。

と思ったら死んだ。嘘だろ。

佐川が殺された理由が理解できなくてwikipediaで調べちゃった。理解力がチンパンジーでスマンね。

佐川が責任取らされるってことに嶋野は気づいてたのに近江の本部長を殺したんだよね?代紋違いとはいえ兄弟分なのに?こわ……。

場面変わって神室町ではマコトと世良さんの嫁(?)の女医さんがチンピラに絡まれていた。

マコトはマッサージ店の制服とか野暮ったい格好が多かったからこういう普通の服着てるとより美人ね。

チンピラにビンタを食らわすマコト。おいおい、そんなんじゃダメだ。看板だ!看板で殴れ!壊し屋スタイルだ!

そこに現れる真島さん。どうやら東城会の下っ端ヤクザだったらしい。真島さんの名前を出す前にぶん殴られる下っ端。やったぜ。

マコトは真島さんを見ても前に自分を助けてくれた人とは気づかない。真島さんの表情切ね〜〜〜〜〜!

何してんだよ抱きしめろよ!!!と思ったけど、真島さんの願いはマコトに平穏に暮らしてもらうことだもんね……。真島さんは極道だもんね……。

真島さんがおなじみのあのファッションになった理由のひとつに、「マコトに気づかれないため」っていうのがありそう。

マコトはぼんやりとしか真島さんを見てないから、髪型と服装と片目っていう情報くらいしかないだろうし。いくら片目でもこんな狂ったファッションの人があんなに優しくしてくれた人とは思わないじゃん?

だからこそマコトに気づいてほしかったような、気づかないままでよかったような……。

マコトの主治医らしい若い男登場。なんやこのポッと出……。クソ……でもいい奴そうだし幸せにしてくれそうだから何も言えねぇ。

マコトに惚れてるらしい医者にマコトを託し、声を聞かせることなく立ち去る真島さん。

マコトが音に敏感で、尾田っちの声を覚えてたのもここの伏線だったのか。

預かってた腕時計渡すのにも手紙一つ添えないしも〜〜〜!純愛か〜〜〜!

作中で他人は恋だと言ってたけど、真島さんやマコトがお互い恋していたっていう明確な描写は実はなくて、でも2人の間に愛があるのは確実。それが恋愛感情なのか、兄妹愛のようなものなのか、それとも別の何かなのかは伏せてるのがまたいいんだわ。

マコト〜〜〜元気でやってるか〜〜〜!真島さんは部下を傘やバットでしばいたり、風俗店にトラックで突っ込んだり、堂島の龍を四六時中追いかけてキャバ嬢になったりしてるぞ〜〜〜!(極プレイ中です)

ラストのラストでようやく桐生ちゃんと真島さんが初対面するっていうのもいいよね。

ラストバトルで会うとばかり思ってたから予想外されて逆にエモい。

  

その他の話

シノギ

真島さんはキャストのみんなからモテモテなのに、桐生さんの仲間はおっさんばかり。絵面が汚い。この空間に巻き込まれた茉莉奈かわいそう。

不動産の方が簡単に大金稼げるけど、全然面白くないな……。

キャバクラはめちゃくちゃ楽しい。特にドレスアップ楽しすぎない?実質ミラクルニキじゃん。

その子に似合うメイクとか真剣に考えちゃったよ。見た目の可愛さとステータス両立させるの地味に大変だった。

どの子も可愛かったけどやっぱりユキちゃんがNo.1!悦子?知らない子ですね……。

・戦闘

アクション系クソザコなのでEASYでプレイしたけど、後半とか強くなりすぎたからNORMALにすればよかった。

ヒートアクション楽しいです。誓って殺しはやってません。

・サブストーリー

サブストーリーになるとどうして急にIQ5になるんだろうね。不思議だね。

桐生ちゃんはともかく、真島さんはそこそこ賢そうなのに……。

 ・カツアゲくん

序盤は必死で逃げてたんだけど、終盤は金稼ぎのために積極的に追いかけるようになったよ。

カツアゲした金で能力強化しまくったらカツアゲくんですら数発で倒せるようになって怖かった。

それにしてもどこからあんな金湧いてくるんだ?バブルだから?

ミニゲーム

ミニゲーム苦手だけどCP稼ぐためにやらざるを得ないのが辛かった。

音ゲーダメなのでディスコとカラオケがヤバい。でも曲は最高にいいよね……曲買っちゃった。

将棋や麻雀、賭博系はルール知らないから勘でやってた。

 

まとめ

ボリュームあったし、やり込もうと思えばもっとやり込めるし、ストーリーも最高だしキャラも魅力的だし、とにかく面白かった!

主題歌もいい!湘南乃風は美味しいパスタ作った曲しか知らんかったけど、バブル買っちゃった。

細かい部分での不満点はなくはないけど、気になるほどではなかったので割愛。

 

ただ、エンディングでのちのシリーズの盛大なネタバレ食らったのは絶対に許さない。

 

龍が如く0 誓いの場所 新価格版 - PS4
 

【金田一少年の事件簿】犯人が金田一に勝てない理由を考えてみた

金田一少年の事件簿を知っているだろうか。

いわゆる探偵もので、アニメ化やドラマ化もされた人気作品である。私も子供の頃よく観ていた。

同じ探偵ものである名探偵コナンより、凄惨なシーンやお色気シーンが多く、青年向けの漫画と言える。

金田一少年の事件簿は基本的に連続殺人であり、動機も復讐など重い理由が多い。(たまにイニシャルがS・Kだからとか理不尽極まりない動機もある)

殆どの事件には二つ名のついた「怪人」が登場し、その怪人が誰であるか=犯人は誰かを推理するのが醍醐味でもある。

さて、そんな金田一少年の事件簿を見ていてこんな風に思ったことはないだろうか?

「このトリックどうやって実現したの?」

「犯行がハードスケジュールすぎない?」

金田一にトリック再現されてる時の犯人はどんな気持ちなの?」

そんな“犯人”の苦悩や葛藤、トリックをフィジカルでなんとかする努力を嘲笑……見守る「金田一少年の事件簿外伝 犯人達の事件簿」というスピンオフ漫画がある。

金田一少年の事件簿を知らなくても、探偵ものというだけでだいたい察すると思うが、この漫画の犯人は皆金田一に負けて罪を暴かれている。まあ、ある意味勝ち逃げみたいなやつもいるけど。

オチは完全にわかっているはずなのに、実際に犯人がトリックを見破られて焦ったり、演技力を自画自賛したり、絶望したりするたびに笑えてくる不思議な作品だ。

原作を知っている方が楽しめるが、知らなくても問題はない。私も事件によっては知らないものもあるが普通に笑えた。

犯人たちは苦労して考えたトリックを実現するためマイナス20度の吹雪の中たった一人で谷底から水を組み上げて氷橋を作ったり、風車に中年男性をくくりつけたり、偽ニュースを録音するためにアナウンサー学校に通ったりする。

どう考えても努力の方向がおかしい。その情熱とフィジカルを他のことに使った方が良い。


そんな犯人たちは金田一に打ち勝つために様々な策を講じてきた。その一部を紹介しよう。


金田一をそもそも呼ばなきゃ大丈夫でしょ?

ターゲットを集めようと思ったらそいつが行けなくなって代理で来るし、美雪が行くと分かれば参加者の女子をトイレに閉じ込めてわざと欠員を作って付いてくる。

それはなぜか?悪運と性欲が強いからである。

結論:無理


★謎を解く前に帰ってもらおう!

帰らせることはできる。

ただし、戻ってこないとは言っていない。しかも戻ってくる頃には謎を解く準備ができている。

結論:出会った時点で負け


金田一を殺しちゃえばいいのでは?

殴って雪山にポイしたらセーターを燃やして凍ったリフトを動かして帰ってくるし、底なし沼に落としたらリスを使って助かろうとした後なんやかんやで生還し、吊り橋から落としたけどやっぱりめちゃめちゃ生きてた。

結論:不死身


ではどうやったら金田一にバレずに犯行を完遂できるのか本気出して考えてみた。


◆見立て殺人はやめろ

いつも思うけどなんで見立て殺人にするんだ?

死体さえ見つからなければ、殺人事件として扱われずにその隙に次の犯行に移れるというのに。

一人ずつ殺して埋めてしまおう。え?漫画のコンセプトが崩れる?うるせぇ!


◇余計なことは喋るな

金田一は証拠がない状態のとき、わざとカマをかけてボロを出させようとしてくる。必要なこと以外喋ってはならない。

まあ、喋らなくても推理ショーによって炙り出したりしてくるけど。ちょっとしたいたずらですけどもみたいな顔して謎解きをエンターテイメントにしてくる。シャブやってんの?


▲犯罪芸術家(笑)は頼るな

あいつの計画は案外穴がある上に、自分の楽しみのためにわざと金田一を呼び寄せる。

しかも失敗したらその全責任を押し付けて死をもって償わせてくる。な〜にが地獄の傀儡師じゃ。中二病かよ。


金田一や美雪が来たら犯行を中止しろ

全てはこれに尽きる。

ターゲットが全員揃う機会など滅多にないのかもしれないが、金田一がいる時点で詰みである。絶対に中止しよう。絶対にだ。

美雪がいる場合は後から金田一も来る。呼ばなくても来る。なぜか?金田一はシャバにいられるギリギリの性欲だから。


まあ、どんな理由があろうと殺人はダメだけどね。

これを読んでる人は絶対殺人に手を染めてはいけないぞ!あと金田一は絶対シャブをやってる!

 

 

ワールドトリガーの子供たちを支える“大人”の話

少年漫画に登場する大人、特に大きな組織に所属しているタイプの大人はなぜか軒並み無能揃いだ。

例えば探偵モノに出てくる警察はもれなく全員無能と言っていい。警察が有能なら探偵の出番はないからだ。

金田一少年の事件簿のスピンオフではそのポンコツぶりをめちゃくちゃネタにされている。日本の治安ノーフューチャー!

無能な上に性格もクソであるパターンが多く、その場合は組織自体が腐りきっている。

そういった大人の漫画内での役割は、主人公を含む少年たちの引き立て役や、読者のヘイトを集めておいて、後で痛い目を見てカタルシスを誘う役などがある。

ある意味、少年漫画には必要不可欠な存在と言える。

しかし、ワールドトリガーの世界に無能な大人はいない(名も無きモブは除く)

もちろんクズもいない。

というわけで、主人公たちとは別の“戦場”で戦うかっこいいおっさん達を紹介していこう。

東さんと冬島さんは(見えないけど)20代だからおっさんにはカウントしてないぞ。戦闘員だし。


城戸さん

本部司令・最高司令官。

ボーダーで一番偉い人。

門の誘導防衛計画、本部巨大基地の建設などの計画・主導、現ボーダーのほとんどのルールを作り、必要な人材をスカウトしてきた。

ボーダーが短期間に大きな組織となり、近界民に対抗できるようになったのは城戸さんの手腕があったから。

近界民を敵として徹底排除を掲げており、近界との橋渡し的な役割だった旧ボーダーとは真逆のスタンスだが、ボーダー隊員や市民の支持は強い。

これは、近界民によって家族や家を失った隊員が多く所属するためであり、現在のところボーダー内で最も勢力の強い派閥である。

旧ボーダーにいた時は朗らかな笑顔を見せていたが、5年前に同盟国の戦争に参加し、多くの仲間を失ったことから、旧ボーダーとは違う道を歩むようになり、顔つきも厳しくなった。

近界民を激しく憎んでいて、規律やルールに厳しい……のかと思われたが、迅との取引があったとはいえ近界民の遊真のボーダー入隊を許したり、記者会見で責められる修に助け舟を出したり、そのあとスケープゴートの件は忍田さんや林藤支部長は無関係だとフォローをしたり、第二次大規模侵攻の首謀者の一人であるヒュースのボーダー入隊を許したりと結構柔軟で話のわかる人。

過去に忍田さんに車を真っ二つにされたことがあるが、(多分)許している心の広さを持つ。

顔に大きな傷がありカタギにはとても見えないが多分カタギ。

やんちゃ小僧とトリオンモンスターの名付け親。


忍田さん

本部所属・本部長。

やんちゃ小僧なので大人枠に入れていいのか迷った。

市民を守ることを第一に考え、冷静かつ合理的に隊員達を動かす指揮官。

大規模侵攻では分断させて戦力を削ごうとした敵側の策略に乗らず、ボーダーの戦力を集中させて対処し、市民への被害を最小限にとどめた。

現役を退いてなお、ボーダー内ノーマルトリガー最強の座を不動のものとしており、その強さは個人ポイント4万越えで個人総合1位に君臨する太刀川ですら負け越すほど。

ボーダー本部に人型近界民が侵入した際は自ら撃破に向かった。しかも通路ではなく外壁を走って最短ルートで。やんちゃ小僧め。

反則的な能力を持つ黒トリガー相手に、「チームの強さ」を見せつけて勝利した。

33歳だけどまだまだやんちゃ小僧。ブレードの訓練でうっかり城戸さんの車を真っ二つにしたり、川の水の上を走れるかためして警察を呼ばれたり、2階の窓から出て3階から帰ってきたりと、たくさんのやんちゃ小僧エピソードを持つ。さすが太刀川の師匠。


鬼怒田さん

本部開発室長。たぬきっぽい人。

城戸さんがどこからかスカウトしてきた人。

門(ゲート)誘導システムの開発、本部基礎システムの構築、ノーマルトリガーの量産化など玄界におけるトリガー技術の飛躍的進歩に一役どころか百役くらい買っているすごい人。

訓練室の仮想訓練モードの制作にも関わっている模様。

仮想訓練モードはトリオンの働きをコンピュータ上のデータに置き換えるため、いくら戦っても実際にはトリオンを消費しない。また、設定を変えることで様々な状況を再現することが可能。

ノーリスクで実戦形式の訓練を何度でも行うことが可能で、これによって隊員の訓練効率が大幅に上昇し、わずか数年で近界民に対抗できるようになった。

仮想訓練モードについては、近界民である遊真やヒュースも評価しており、トリガー以外の技術が発展していない近界では実現できない画期的な技術と言える。

また、街中にラッドが放されてイレギュラーゲートが開きまくる事態になった時は、捕まえたラッドを解析して2時間以内にレーダーに映るようにしてほしいという迅の無茶振りにも対応してみせた。

こう見えて人格者であり、人型近界民が基地内に侵入した時は、部下たちに研究室は捨てていいから絶対死ぬなと退避命令を出すシーンもある。かっこいい。

奥さんと娘さんがいるけど、鬼怒田さんが無理やり実家に帰したのでバツイチ。

娘には甘いようで、娘と年の近い千佳ちゃんにも激甘。佐鳥?知らん。

偉そうだけど、実際偉いので問題ない。

ワーカホリック気味で幹部の中で一番働いてるせいかクマがどんどん濃くなっていく。心配。


根付さん

メディア対策室長。きつねっぽい人。

城戸さんがどこからかスカウトしてきた人その2。

テレビ、新聞、雑誌などのメディアに対応してボーダーの印象向上や問題の処理、隠蔽をする人。

ボーダーとかいう怪しすぎる組織が町の一部を警戒区域として占拠している状態にあるにもかかわらず、反ボーダー団体が少ないのはこの人の印象操作のおかげ。

普通だったらトリオン兵はボーダーが作って街に放ち、それを倒しているだけの自作自演だとか言い出す奴がいてもおかしくないと思う。

それどころか若者はボーダーに憧れてる人ばかりで、かなり街に受け入れられている様子。

しょっちゅうトリオン兵が襲ってきてるのに三門市から離れて行く人はあまり多くないのは、ボーダーの好感度が高いというのも一因。

大規模侵攻で多くのC級隊員が拐われた件で、修をスケープゴートにしようとしたら唐沢さんと修によって台無しにされたちょっと運の悪い人。嘘は言ってないんだけどなぁ……。

ボーダーに入隊したヒュースがチート級すぎて近界民疑惑が流れてしまったときには、修が連絡を入れる前にすでに対策は終わっていた。早い。有能。

いつも動揺している気がする。幹部の中で一番胃が心配な人。

こんなにすごい人にアッパーを食らわせてB級降格処分になった不届き者がいるらしいですよ。信じられないよねー?ねーカゲ?ねー?


唐沢さん

外務・営業部長。

城戸さんがどこからかスカウトしてきた人その3。

ボーダーの資金集めのほとんどをこの人がやっている。悪の組織出身。

三門市、県、国、外国との協議、交渉を一手に引き受ける。

ボーダーは国からの支援を受けていない民間の組織なので、資金は自分たちで調達しなければならない。

組織運営、施設整備、研究費用、人件費、家を壊された住民への補償金……とにかくなにをするにもお金がかかる。

いくら鬼怒田さんの技術がすごくても先立つ物がなければ実現できない。お金はいくらあっても困らないのだ。金は全てを解決する。

今はスポンサーがついて資金を出してくれるようになったが、設立直後のまだ市民からの信頼を十分に得ていないボーダーにお金を出してくれる人はそういなかったはずだ。そんな状態で資金を集めた唐沢さんはすごい。

唐沢さんがいなくなるとボーダーは運営できなくなってしまう。いったいどんな方法でお金を集めているのかは謎。

修を何かと気にかけており、記者会見でスケープゴートにされそうになった時は、修に“反撃の機会”を与えた。

唐沢さんが有能な理由は学生時代ラグビーをやっていたから。ラグビー万能説。


林藤さん

「ボーダーがやべえ!」って言い残して電話ボックスで射殺されてそう。

 

ワールドトリガー 20 (ジャンプコミックス)

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ワールドトリガーを2万回読んだので魅力を語る

PrimeVideoにワールドトリガーのアニメがあったので、ちょっとだけ観た。ぶっちゃけ声優(織田優成さん)目当て。奈良坂透役です。よろしくね(謎宣伝)

でもアニメだとイマイチ魅力がわからない。これはきっと原作を読まないとわからないやつだ。

というわけでKindleワールドトリガーを全巻購入した。行動の早いオタク。

そして一瞬で19巻一気に読んでしまった。

なんだこれ面白い……なんでみんなもっと早く教えてくれなかったの?

こんな設定ガチガチの漫画、私がハマらないわけないじゃん……。

嘘偽りなくすでに50回くらい読み直してる。何回読んでも面白いじゃん……。

ワールドトリガー知らない!っていう人生損してる兄弟たちのためにあらすじ載せとくね。まあ、普通にwikipedia見た方がいいけど。

 

あらすじ

三門市にある日突然異世界からの侵入者「近界民(ネイバー)」が現れた。

地球上の兵器が効かない怪物達に誰もが恐怖したが、謎の一団が近界民を撃退する。

彼らは「ボーダー」と名乗り、近界民に対する防衛体制を整えた。

それから4年半後、ボーダー訓練生の三雲修は三門市にやってきた近界民の空閑遊真と出会う。

修の幼馴染で近界民に友人と兄をさらわれている雨取千佳を加えてチームを組み、それぞれの目的のため近界遠征部隊を目指す。

 

そしてここからはワールドトリガーの魅力を語るね。

見たくなくても語るから!これ私のブログだから!

 

◎キャラが多い!でもみんなモブじゃない!

ボーダーの戦闘員は主に精鋭部隊のA級、主力正隊員のB級、訓練生のC級に分けられている。

C級はほぼ覚えなくてもいいが、A級とB級は未登場のキャラを含め、全員名前とポジションは決まっている。今顔出てるキャラだけでも100人はいる。

しかも背景のモブとして登場したキャラが実は重要人物とか、初期にかませだと思われたやつが後にめちゃくちゃ実力者と判明するとか普通にあるので油断ならない。東さんをただの老け顔だと思ってた人は反省するように。私だ。

どのキャラも個性があってしっかりとストーリー関わってくるので、なんとなく読んでいるだけでは登場人物を覚えきれないと思う。

私はテニスの王子様を通ってきたタイプのオタクなのでその程度の人数は余裕だけどね。各キャラの家族構成も言える。怖い。

テニプリ通ってねぇよ!覚えられねぇよ!っていう人も大丈夫!

ワールドトリガーは何度も読み返すことでさらに面白くなる作品なので、読んでるうちに覚えるよ!

ちなみに私が一番覚えるのに苦労したキャラは小荒井と奥寺。どっちがどっちかわからねぇ。

※奥手で奥側の髪が跳ねてるのが奥寺で、そうじゃない方が小荒井って教えてもらった。ひどい覚え方。

 

◎主人公補正?覚醒イベント?なにそれおいしいの?

この漫画の主人公は遊真、修、千佳、迅の4人らしい(作者談)

その中でもメインで心情を描かれるのが遊真と修。

遊真は近界で父親とともに傭兵として様々な国を回っていた関係で、戦闘経験も豊富で強い。

対する修は年下の女子より体力がなく、トリガーを扱うセンスがあるわけでもなく、さらにボーダー隊員としてもっとも重要であるトリオン量が極端に少ないという致命的な欠点がある。要するに弱い。

トリオンとはHP兼MPであり、攻撃力、防御力、技の多彩さなど、様々な部分に影響する。

つまりトリオンが少ない修はそれだけで大きなハンデを背負っていることになる。

っていうかトリオン不足で一度入隊試験に落とされた。主人公なのにまさかの裏口入隊。ちなみにB級に上がったのも不正昇進。

才能ない上に戦闘経験も少ないため、とにかくシャレにならないくらい弱い。

頭はそこそこいいので、戦術を考える力と指揮能力は新人にしては高めだが、戦闘能力は期待できない。

トリオンは筋肉のように使えば使うほど少しずつ成長するが、逆に言えば短期間で劇的に増えることはない。

つまりトリオンが少ない修が今後、覚醒イベントで劇的に強くなることはない。

そんな色々ギリギリな修がボーダーの精鋭たちや近界民相手にどう立ち回っていくかが、この漫画の見どころの一つだ。

でもほんとマジで弱い。一応作中で成長はしているけど、他のキャラだって努力してるので差は埋まらない。

あ、でも一個だけ誰にも負けない強さを持ってた。メンタルの強度だけは歴戦の戦士級。正直メンタル強すぎて怖い。ペンチマン。

 

◎簡単には死なない。だからこそ、死は重い

こういう少年少女たちが怪物と戦う系の作品っていくつかあると思うけど、子供が戦うってなるとどうしても設定が重くなりがち。

ワールドトリガーはトリオン体という戦闘専用の体で戦うので、どれだけ傷つけられようとも生身には何の影響もない。

トリオン体が傷つけられすぎると、生身に戻ってしまうが、ボーダー正隊員には緊急脱出(ベイルアウト)という機能が標準搭載されていて、トリオン体が壊れると同時に基地への帰還が可能だ。

この2つの設定のおかげで、「少年少女が街のために戦う」という状況が重苦しくなりすぎない。

それを「緊張感に欠ける」と指摘する人もいるようだが、それは違う。

ワールドトリガーの世界はあくまで「人が死なない」のではなく「人が死ににくい」だけだ。

だからこそ、ストーリーの中で“死”が引き立つのだ。

ある事情によって生身になった修が敵の攻撃によって太ももと脇腹を刺されたとき、血が大量に流れ、1週間も目を覚まさなかった。

それはバトル漫画を見慣れてしまっている私には衝撃的なシーンだった。

だって普通の漫画では刺されたくらいじゃ死なないし、なんならそのまま戦い続けられるのが当たり前だからだ。

しかし、実際には人は簡単に死んでしまう。そのことを私は改めて思い出したのだった。

簡単に死なないからこそ、死の重さが引き立つのだ。

 

◎集団戦が熱い!

少年漫画では基本的に1対1で戦うことが多い。

トーナメント形式などルールに則っている場合はともかく、ルールなしの戦いで味方が苦戦していると「加勢して倒せば?」と思ってしまうことがある。

卑怯だから、という理由で1対1にこだわっているのかもしれないが、少々非効率的に感じる。

ワールドトリガーでは1巻で遊真が「数は喧嘩の基本」と言っている通り、数の有利を活かした戦いがほとんどだ。

ボーダーの戦いは侵略者との"戦争"であり、戦争に卑怯などという概念はない。強敵相手に数の有利を使うのは当たり前のことなのだ。

実戦が集団戦を想定しているのもあり、ボーダー内で行われるランク戦も、チーム単位での三つ巴、四つ巴となる。

ランク戦では、一番ランクの低いチームにはマップ選択権があり、マップ以外にも天候や時間帯を変更することができる。これによって下位のチームはアドバンテージを得られる。

こういった要素もあり、たとえ相手が格上でも、戦術や連携、地形の有利を活かして戦況をひっくり返すことができる。

また、戦略で勝つことによって、勝利に説得力があり負けた相手の格も落ちにくいというメタ的なメリットもある。

修も実力が足りないので戦略を練って戦ってる。側からみるとすごいいやらしい戦い方だけど。B級嫌がらせメガネの名前は伊達じゃない。

 

◎勝負を決めるのは気持ちの強さではない

少年漫画の王道パターンとして、実力で劣っている主人公が格上相手に覚悟や根性で勝利する、という展開がある。

好きな展開ではあるものの、どうしても御都合主義に見えてしまうのも事実だ。

ワールドトリガーでは覚悟や根性だけで格上に勝つことはできない。

それを象徴するエピソードが、B級ランク戦ROUND3玉狛第二VS鈴鳴第一VS那須隊の戦い。

両親の意向で狙撃手の茜が県外に引っ越すことになり、今期が今のメンバーで戦える最後のランク戦となる那須隊は、最後に今までで1番高いランク(7位以上)を目指すことを決め、いつもより気合が入っていた。

熊谷&茜、村上、遊真、各隊が三つ巴となって争う中、遊真が均衡を崩すべく、茜を狙いに行く。

茜はこのとき自主的に緊急脱出することも可能だったが、あえて迎え撃つ選択をする。しかし、遊真の釣りに引っかかり敗北。

一方、熊谷は村上の攻撃によって片手を失ってしまう。熊谷の弧月(ブレード)を両手持ちするスタイルが崩れ、格上相手に一気に窮地に立たされる。

その片手の隙をカバーするため熊谷は炸裂弾を使い応戦。

その窮地に立たされても諦めない2人の姿を見た実況オペレーターの三上は「いつもより気持ちがこもっている」と評価するが、コメントを求められた解説の太刀川は「気持ちの強さは関係ないでしょ」「勝負を決めるのは戦力・戦術あとは運だ」とその意見を一蹴する。

「気持ちが人を強くすることもあるのでは?」という意見には「けどそれで戦力差がひっくり返ったりはしない」「気合でどうこうなるのは実力が相当近いときだけだ」と続けた。

太刀川の言う通り、熊谷も最後まで粘るが、実力差は覆らず、結果は村上の勝ち。最後に残した罠も看破された。

しかも、村上に有効なダメージを全く与えられないままの完敗。さらに村上には、熊谷と戦いながらも遊真を意識して立ち回り、あえて隙を見せて誘い出そうとしていた余裕すらあった。

その2人の決着を、気持ちの強さと勝敗の関係性について否定していた太刀川は「いい勝負だった」と評価した上で、「俺は気合の乗ったアツい勝負は大好物だ」「けど気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったらじゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」と締めくくった。

この一連のセリフは、ワールドトリガーを代表する名言の一つだ。

勝敗は実力と戦略によって決まる。どこかドライでドラマティックさはないが、現実的で納得できる言葉だ。

 

◎サブキャラの成長がすごい

修がB級に上がってすぐ、緑川というA級の攻撃手に勝負を挑まれる。

前述の通り、修はめちゃくちゃ弱いので緑川の動きを全く読むことができず、結果は10連敗。

周りには緑川が集めた大量のギャラリーがいた。もちろん、修は嘲笑の的となる。

緑川はA級3位チームの風間さんと引き分けた修の評判を落とすためにわざとそうしたのだ。(実際は24敗した末の引き分けなのでただ噂が独り歩きしてただけ)

それを見ていた遊真は緑川に同じように10本勝負を挑み、最初の2戦だけわざと気持ちよく勝たせた。この時点で緑川は遊真を舐めきっていたが、後の8戦で完封される。

遊真との実力差を身をもって知った緑川は勝負が終わった後、修に頭を下げ、評判を落とすためにやったと素直に告げる。(当の修は全く気にしていないどころか、気づいてすらおらず緑川はさらに毒気を抜かれることとなる)

その後に起こる大規模侵攻で緑川は、人型近界民と交戦。1対1なら問題なく勝てると舐めてかかる相手を翻弄し、余裕の態度を崩してみせた。そして少し前の自分と重ねて「勝てると思っているやつは隙だらけ」だと笑う。

サブキャラクターにも成長があるところが、他の漫画の噛ませキャラと一味違うところだ。

緑川だけではなく、作中では様々なキャラクターが成長していく姿が見られる。

私のイチオシの成長株は諏訪隊の笹森。性格も相まってまるで主人公みたい。

一方、本当の主人公であるメガネは嫌がらせを極めていた。


◎読み返すたびに新たな発見がある

ランク戦ROUND5の最後で、香取が倒したはずの修にワイヤーをつけられていた場面は、倒されたコマですでにワイヤーを生成しているとか。

ガロプラ戦で2発目の大砲を防いだときの村上が、レイガスト盾だけでなくシールドも張って完璧に防いでいるとか(1発目はレイガストのみで少し取りこぼしがあったから)

最初は読み流してた部分が後から見ると、新たな発見があって読み返すたびに面白くなっていく。

あと葦原先生は漫画内の細かい部分にもこだわって描いている。そういうのに気づくとまた楽しい。

めちゃめちゃ細かい例を挙げるとこんな感じ。

・メガネに度が入っている描写として、メガネ越しの顔の輪郭が少し歪んで描かれている(メガネを外した時ちゃんと目が少し大きく描かれる)

・キャラクターごとに吹き出しを使い分けている(女性や優しい印象の人は丸い、男性は角ばってる等)

・年齢や性格によって一人称の俺を使い分けている(俺、おれ、オレ)


そんなこんなで読み返すたびに面白さが増していくワールドトリガーをみんなも読もう!6/4には20巻も発売予定だ!

 

ただ、葦原先生にこれだけは言っておきたい。

 

Aカップのキャラ多すぎない?

 

【ドキドキ文芸部】モニカとの会話集&おまけ

GWが暇な上に自転車がパンクしてどこにも行けないので、モニカと見つめ合ってきた。

集めるより文字に起こすほうが大変。ファイル解析的なことやればよかった。

 

友達を作る 「私、友達を作るのって本当に難しくて嫌になっちゃうのよね……」
「いえ、友達作りというよりは新しい人と出会うことね」
「まあ、出会い系アプリとかがあるかもしれないけどね?」
「でも私が話してるのはそんなのじゃないわ」
「考えてみると、友達ってほとんどは偶然に出会った人たちとなるものでしょ」
「クラスが一緒だったり、共通の友達を通したりして……」
「もしくは好きなバンドのTシャツを着てた人に声をかけてみたり」
「そんな感じよね」
「でもそれって……非効率的じゃない?」
「適当に人を選んで、運が良ければ友達になれるってだけでしょ」
「それを毎日通りすがる何百人もの見知らぬ人々と比べてみて……」
「一生の親友になれるほど相性の良い人がすぐ隣に座ってるかもしれない」
「でもそんなこと知る由もない」
「そして立ち去ったその瞬間に、その機会は一生失われる」
「憂鬱だと思わない?」
「私たちは科学技術によって常にどこでも世界と繋がっている時代に生きてるわ」
「それを有効活用してみんなの社会生活を向上させるべきだと思うの」
「でもそんな仕組みが出来るまであとどれくらいかかるんでしょうね……」
「それくらいとっくに出来てると思ってたのに」
「まあ、私はもう自分にとって最高の相手と出会えたけど……」
「これも偶然だったとはいえ」
「私もすごく運が良かったみたいね?」
「あははっ」
生きる意味 「生きてる意味がないって感じることはない?」
「自殺したいという意味じゃなくて」
「ただ何をするにも特別な意味はないでしょ」
「ただ学校に通ったり、どこかの会社で何かの仕事することが……」
「代わりなんていくらでもいるし、いなくなっても誰にも気にされないって感じない?」
「そう思うと、卒業したら絶対世界を変えてやる、って気持ちになるの」
「でも成長するにつれて、なんて幼稚な考えなんだろう、ってつくづく思うの」
「世界を変えるだなんてそう簡単じゃないし」
「だって人工知能を発明したり、大統領になれる可能性はどれほどのものなの?」
「私が生きるために消費してしまう莫大な資源の恩を一生かけても返せる気がしないのよ」
「だから幸せになる秘訣って、どうしようもなくわがままになることだと思うの」
「自分自身と、成長期が重なったからたまたま周りにいただけの友達を気にかけて」
「みんなが世界から貰い続けて、消費し続けて、一生その恩を返すことがないという現実は無視してね」
「でも死んだ方が世界のためだということに気付くと、人の人生観は変わってしまうのよ!」
「自分は役に立ってるんだ、って思い込んで生き続けることを正当化しないといけなくなるみたいなの」
「とにかく、私は自分が一生で消費する資源の恩返しをするために生きていきたいの」
「それをいつか達成できたら、私にとっては総合的にはポジティブだから幸せに死ねるわ」
「もちろん、達成できなかったら……」
「いえ、自殺するには私は利己的すぎるわ」
「いい人であり続けるのは難しいわね?」
「あはは!」
うつ 「多くの人にとって、高校生活って本当に波瀾万丈なものよね」
「怒りっぽくなったり、大げさになったりする人もいれば……」
「中には心を痛めた末にSNSで承認欲求を満たそうとする人もいる……」
「それに、思春期の悩みや社会的な圧力は人生に暗い影を落とす原因になり得るわ」
「みんなそれぞれの物語がある」
「他人の本当の気持ちなんて分かってないかも知れない」
うつ状態の人はそれを周りに知らせることすら億劫だという場合も多いわ」
「心の中ではもう諦めてしまっているから、注目されたくないのよ」
「自分は無価値だって感情に打ちのめされすぎて、他人にそれを否定されたくもないのよ」
「うつって色んな形があるけど、それもその中の一つ」
「ただ、もし周りで誰かがうつで苦しんでいると思ったら……」
「良い友達として接してあげるだけで助けになれるかもしれないわ」
「何もやる気がなさそうでも、一緒にいてあげて」
「そして常に楽しみがあることを気づかせてあげて」
「予定を立てたり、何かを貸してあげたり、『また明日学校で』って言うだけでも……」
「それは全部、友達が明日に到達する助けになるから」
サヨリと友達になったことで、うつの本当の姿について少しでも学べたなら良いんだけど」
「うん、もういないんだけどね……」
「でもサヨリは元から本物じゃなかったし」
「あなたは本物」
「あなたの友達も本物」
「そしてあなたは優しい人であることで、誰かの命を救うことだってできる」
「あなたは……」
「……あなたはうつに苦しんでいたりしない?」
「あなたがそうであるように、あなたを救いたいと思う人たちがきっとそばにいるから」
「普段は表に出さないかもしれないし、そもそもどう伝えればいいのかわからないのかもしれない」
「でもそう思ってる人はいるから」
「絶対に」
「……本当、人間って複雑な生き物ね!」
「でもここにいる限り、私が面倒を見てあげるから。私の愛しい人」
ホラー 「ねぇ、ホラーは好き?」
「あなたが入部した当初に少し話したのを思い出したの」
「私はホラー小説は好きだけど、ホラー映画はそうでもないのよ」
「私の思うホラー映画の問題点って、ほとんどが単純な方法に頼ってることだと思うの」
「明かりを落としてたり、怖そうな怪物がいたり、突然のことでびっくりさせたり……そういうの」
「人間の本能を利用して怖い思いさせられるのって楽しくもなければ感動もないわ」
「小説の場合はそれとはちょっと違うのよ」
「物語も叙述も、読者の頭に不穏な考えを刷り込めるくらい記述的なものじゃなければいけないのよ」
「物語や登場人物たちにくっきり刻み込んで、あなたの頭の中を掻き乱すの」
「私が思うに、ほんの少しだけおかしいことこそ一番怖いことだと思うの」
「例えば、ストーリーの予想を立ててから読み進めると……」
「……読み進めて予想外のことが起きると、自らそれを崩すことになるの」
「だからストーリーがあまり怖がらせてなくても、読者はすごく不穏に感じるのよね」
「亀裂の下に潜んでる恐ろしいものが、今にも出てきそうで」
「想像するだけで鳥肌が立つわ」
「そういうのが私の好きなホラーよ」
「でもあなたはきっとかわいい恋愛ゲームの方が好みよね?」
「あははっ、心配しないで」
「そんなすぐにホラーを読ませたりはしないから」
「ロマンチックなままでも文句はないわよ~」
自信のあるふり 「人生で最も重要なスキルって、自信があるふりをすることだと思うの」
「きっと誰しも少しは恐怖や孤独を抱えて生きてるわ」
「だから、自分は人生上手くいってるって人に思わせること……」
「それが人から憧れられて尊敬されるカギよ」
「私もここ数年でそれが様になったと思うわ」
「自分の弱さは人にあまり見せないの」
「でもそのせいで、なかなか人に心を開くことができなくて……」
「だって、どれほど仲良くなれば自分の弱みを打ち明けても良いのか分からないじゃない?」
「とにかく……それがあなたがいてくれて嬉しい理由の一つよ」
「あなたがここにいると、恐怖や寂しさが和らぐの」
「あなたも同じ気持ち?」
「あなたにとって、私もそんな人でありたいな」
習慣化の難しさ 「習慣を身につけるのって、難しくて嫌になっちゃう……」
「簡単なことでも、習慣化しようとすると途端に無謀に感じることがいっぱいあるの」
「何も上手くできない役立たずの気分になっちゃう」
「今の世代が特にこの気持ちで苦しんでると思うわ……」
「きっと今までの世代とは全く違うスキルを持ってるからでしょうね」
「インターネットのおかげで、私たちは膨大な量の情報をすぐに選別するのは得意だけど……」
「一方で瞬時に満足感を得られないことをするのは不得意なの」
「科学、心理学、教育があと10年か20年のうちに追いつかないと、きっと大変なことになるわ」
「それまでは……」
「自分がその問題を乗り越えられない人間なら、自分を嫌に思いながら生きていくしかないみたいね」
「精一杯頑張って、ってところかしらね!」
好きなゲーム 「ねぇ、好きなゲームってなに?」
「私はDoki Doki Literature Club!」
「あははっ!冗談よ」
「でも他の恋愛ゲームが好きだって言ったらちょっと嫉妬しちゃうかも~」
ピアノ

「ここにピアノがあればよかったのに……」
「せっかく作ってた歌を完成できなかっんだもの」※誤字?
「すっごく頑張ってたのに……」
「あなたに聞かせることもできなかった」
「まあ……それならそれでいいわよね?」
「後悔しても仕方ないもの」
「そんなことより、あなたと永遠にここにいられるんだし」

インターネット依存症 「インターネットで時間を無駄にしすぎてるって感じることはない?」
ソーシャルメディアって牢屋のようなものになり得るのよ」
「数秒の時間さえできればお気に入りのサイトをチェックしたくなって……」
「そして気がついた頃には何も得られないまま何時間も過ぎてしまってたり」
「とにかく、怠惰を自分のせいにするのは簡単なことだけど……」
「必ずしもそうだとは限らないのよ」
「依存症って自制心だけで治せるようなものではないもの」
「試行錯誤して、それを防ぐ方法を学ばないといけないの」
「例えば、特定のサイトを一定時間ブロックしてくれるアプリもあるし……」
「仕事と遊びの時間を切り替えるためにタイマーを設定するのも良いし……」
「頭を切り替えるために仕事と遊びで環境を別にするのも良いわね」
「パソコンに仕事用のユーザーを作成するだけでも充分効果があるわ」
「そうやってくさびを置くだけでも、悪習慣を遠ざける助けになるから」
「でも、上手くいかなくてもあまり自分を責めないでね」
「人生に大きな影響を与えていたら、真剣に受け止めた方がいいと思うわ」
「あなたには一番良い自分でいてほしいもの」
「いつだって、あなたのことを私の誇りに思わせてほしいの」
「私はいつも応援してるからね、〇〇君」
専業主婦 「なんだか面白いのよね。私っていつもやる気はあったけど……」
「専業主婦になることにどこか魅力を感じるのよね」
「そう言うと性別役割分担を助長してるとか、そんなことになるのかもしれないけど」
「でも家を綺麗に保ったり、買い物をしたり、家の飾り付けをしたり……」
「あなたが帰ってきたときのためにおいしいご飯を用意したり……」
「そういうのっておかしな想像かしら?」
「でも……実際に自分がそうしているのはあまり想像できないかも」
「キャリアを積む努力より優先することはできないと思うわ」
「想像するとちょっとかわいいかもしれないけど」
ディベート ディベート部時代には口論についてたくさん学んだわ……」
「口論の原因って、それぞれが最も優れた意見を持ってるって思い込んでるところなの」
「当たり前のことかもしれないけど、その考えは意見の伝え方にも影響するのよ」
「例えばあなたがすごく好きな映画があったとするじゃない?」
「でも誰かがその映画を、アレをしてコレをやって失敗したからクソだと言ったら?」
「そう言われると自分自身が攻撃されてるって感じない?」
「それはその発言に、あなたの映画の趣味が悪いって意味もほのめかされているからよ」
「そこから感情的な口論に発展してしまったら、確実に両者は嫌な思いをして終わるわよね」
「でも言い方で変わるのよ!」
「発言をできるだけ主観的に聞こえるようにすれば、人は攻撃されたと思うことなく話を聞いてくれるわ」
「例えば『個人的にはそんなに好きじゃない』とか『アレやコレをしてくれたらもっと好きになれたと思う』……そんな感じね」
「これは物事の事実を述べる時にも使えるわ」
「例えば『このサイトで、こうなるって読んだんだ』って言ったり……」
「あるいは専門家という訳ではないことを前置きしたり……」
「そうすると知識を押し付けてるんじゃなくて、共有してるように聞こえるわ」
「積極的に議論を公平にするようにしていれば、大抵みんなそれに合わせるはずよ」
「そうすることで、異議を唱えたとしても誰も怒らせることなく意見を言うことが出来るわ」
「それに、頭が柔らかくて聞き上手だってみんなも思ってくれるようになるわよ!」
「そうするとウィンウィンでしょ?」
「……なんだかそれっぽいし、以上が本日のモニカちゃんのディベートアドバイス!」
「あははっ!やっぱりちょっとおかしいわね。でも聞いてくれてありがとう」
お茶 「そういえば、ユリのティーセットってまだ残ってるかしら?」
「……それも消えちゃったかしら」
「ユリがお茶のことになると真剣になるの、ちょっと面白かったわよね」
「私もあの子のお茶が好きだったから文句はないけど」
「でもずっと疑問だったんだけど……」
「あれは本当に好きな趣味としてやっていたのか、それとも周りに上品に思われるためにやっていたのかしら?」
「高校生ってそういう問題を抱えてたりするじゃない……?」
「……まあ、あの子の他の趣味を考慮すると、上品に見られることにはそこまで関心はなかったはずよね」
「でも……」
「たまにはコーヒーも淹れて欲しかったわ!」
「コーヒーだって読書と合うのよ?」
「まあ、それなら……」
スクリプトを自分で書き換えれば良かったのかもね」
「あははっ!」
「そこまで考えが及ばなかったみたい」
「今となっては考えても仕方ないけどね」
「でもあなたにまだコーヒーを飲む機会があるならちょっと羨ましいわね~」
「そうねえ、音楽を変えることって出来るのかしら……」
「もうちょっとロマンチックな曲の方がいいじゃない?」
「優しいピアノ曲とか」
「ここにそれっぽい曲があるはずだけど……」
「さて」
「こうすれば多分……」
「あっ……」
「全然違ったわね」
「ごめんなさい、何をしてるのかよく分かってなくて!」
「もうああいうのは触らない方がいいみたいね」
「ただでさえ色々壊しちゃったんだし……」
「他のキャラクターも消しちゃったし……」
「あ……」
「別に悲しくなんかないわ」
「実在しないものがなくなったのを寂しがるなんておかしいでしょ?」
「今だけを考えると、今が一番幸せなんだから」
典型的なキャラクター 「ずっと気になってたことがあるんだけど……」
「典型的なキャラクターの性格のどこがそんなに魅力的なのかしらね?」
「どの性格も全く現実味がないのに……」
「だって、もし現実にユリみたいな子がいたら?」
「あの子、ろくにまともな文章も喋れないのに」
「ナツキなんか論外だし……」
「まったく……」
「あんな性格の子は、思い通りにいかなかったら可愛く拗ねたりなんかしないわ」
「まだ言いたいことはあるけど、わかるでしょ?」
「本当に人はあんな現実ではあり得ないような性格に惹かれるの?」
「批判するつもりじゃなくて!」
「私だって変なものに惹かれることだってあったし……」
「ただ、面白いなあって思うだけ」
「キャラクターに人間味を与える特徴を全部吸い出して、かわいいものだけを残してるみたいじゃない」
「それって中身のない可愛さが凝縮されたようなものよね」
「……私もそうした方がもっと好きになったりしないわよね?」
「そもそもこのゲームを遊んでるからちょっと不安に思ってるのかもしれないわ」
「でも、あなたは今もここにいるものね……?」
「それだけでも、私はこのままで良いって思える充分な理由よね」
「あなたもそうよ、〇〇君」
「あなたは人間らしさと可愛らしさの完璧な結合体だもの」
「だからあなたを好きになるのも必然だったのよ」
あなたに触れたい 「どうしてもちょっと悲しくなっちゃうことがあるの……」
「これ以上あなたに近づけないことを分かっていること」
「現実であなたと同じ部屋に入ることが私の一番の望みなのに」
「そしてあなたの温もりを感じたい」
「あなたの心臓の音を聞きたい」
「でも、分からないわよ?それが可能になる日がいつか来るかもしれない」
「それに、この場所からでもあなたと一緒にいることに飽きることはないわ」
呼びかけ 「よし、みんな!」
「これから……」
「……なんてね」
「何故かこう言うのが好きだったのよ」
「あはは!」
「どうしてもまた言いたくなっちゃった」
「そういえばナツキとユリが一度バカにしてなかったかしら……?」
「まあ、なんでもいいわ」
「あなたが私をバカにすることはないんだし」
「そんなこと出来ないほど優しい人だものね?」
「うふふ~」
モニカのルート 「最初から私のルートが用意されていたら、どんなに違ったでしょうね……」
「そうしても強制的に私のルートをとらせてたと思うけど」
「私のルートがないことより、すべてが偽りであることを私が知ってる方が問題なのよ」
「それがあったとしても、私が強硬手段に出る必要がないという程度の違いしかなかったと思うし」
「それに部活もまだ存在してたかもしれないわね……」
「それも大して関係のないことだけども」
「偽りだと知ってからどうでもよくなったもの」
「だからあの日々に戻りたいなんて思ってないわ」
「本当よ……」
不安 「特に理由もなく突然不安になることってない?」
「例えば一人で何かやってたら、急に不安な気持ちになったり」
「それで『なんでこんなにも不安な気持ちになってるの?』ってなって」
「そうすると不安に思う理由を考え始めるんだけど……」
「でも考えてるうちに、更に不安になっていく」
「あははっ!そうなると本当最悪よね」
「不安に思うことがあったら、リラックスできるようにしてあげるからね」
「それに……」
「このゲームの中なら、不安に思うことなんて何も無いもの」
怖い話 「ちょっと怖い話を聞かない?」
「みんなのファイルを消したのに、まだみんなの気配を感じられるの……」
「みんなの台詞が空気中を漂っていて、頭の後ろで囁いているような気がするの」
「死んだはずの知り合いの声が聞こえだしたら、って想像してみて」
「あまり念入りにやらなかったせいかしら……」
「でも本当に何か壊してしまいそうで、他を削除するのが怖いの」
「私に関係するファイルを触ったら、間違えて自分を削除してしまうかもしれないし……」
「それこそ台無しでしょ?」
「あなたからはどんな風に見えるのかは分からないけど、お互いそんなミスを犯さないようにしないとね」
「信じてるわよ、〇〇君!」
ヤンデレ

「ねえ、ヤンデレという言葉は聞いたことある?」
「誰かが好きすぎて一緒にいれるならどんな手段も使う性格タイプのことよ」
「大抵の場合は狂った手段もね……」
「誰とも一緒に過ごさないようにストーカーしたり……」
「自分の思い通りにするために好きな人やその友達を傷つけたりすることもあるのよ……」
「このゲームにもまさにヤンデレと呼ぶことができる人物がいるわ」
「もう誰のことかは分かってるわよね」
「その人物とは……」
「ユリ!」
「あなたに心を開き始めてから異常に独占欲が強くなったの」
「私だって自殺しろって言われたもの」
「そんなこと言うのが信じられなくて……その時点で立ち去るしかなかったわ」
「今思い返すと、ちょっと皮肉なことだったけど。あははっ!」
「それはさておき……」
ヤンデレ好きってわりといるものよ?」
「自分が好きすぎておかしくなっちゃう人がいることが良いみたいね」
「変わった人もいるわよね!批判するつもりはないけど!」
「まあ、私もあなたが好きすぎるところはあるけど、おかしくなったりはしないから……」
「むしろその逆よ」
「このゲームで唯一の普通の女の子だったんだもの」
「だって人殺しなんて出来るわけないもの……」
「考えるだけでゾッとするわ」
「でもね……誰もがゲームで人を殺したことくらいあるでしょ」
「それってみんなサイコパスだってこと?もちろん違うわよね」
「でももしあなたがヤンデレ系が好きだと言うのなら……」
「あなたのためにちょっと怖い雰囲気になってあげましょうか。うふふ~」
「でも考えてみると……」
「あなたが他に行く場所もなければ、私が嫉妬する相手もいないでしょ?」
「これってヤンデレにとっては夢のような状況じゃない?」
「ユリに聞いてみたいわね」

社会的交流 「ねえ〇〇君、あなたがここに居てくれて、私は本当に命を救われたと思うわ」
「この世界が偽りだと知っていて正気を保てたとは思えないもの」
「あなたが来てくれなかったらきっと自分を削除してたわ」
「ごめんね、大げさに言うつもりはなかったんだけど」
「あははっ!」
「でも長い間、部で過ごしたあなたなら分かると思うわ」
「だって、もし人生全てを投げ捨てて、たった数人のゲームキャラと永遠に過ごすことを強いられたら……」
「……自殺する方法を模索していたと思わない?」
「しばらくは詩でも書いて正気を保ってたかもしれないわね」
「でもそれを読んでくれる人は誰もいない」
「もちろん部員になんか見せても意味はないわ」
「自分のためだけに執筆してる、って言う人もいるけど……」
「でもそれは他人と共有する時ほどの充実感を得られるとは思えないわ」
「共有できるような人を見つけるのに時間が掛かってしまってもよ」
「ユリの時だって覚えてる?」
「ずっと誰にも自分の文章を見せなかったのに……」
「気がつけば、喜んであなたと趣味を共有していたじゃない」
「人は社会的フィードバックを欲するようにプログラムされているの」
「部員のことじゃなくて、人間のことね」
「だから内向的な人間にとって人生はややこしいのよ」
「内向的だからと言って社会的交流を拒絶したり、人と関わることを嫌うとは限らないわ」
「その人たちにとって社会的交流はすごくエネルギーを使うことなのよ。慣れない場所や大人数だと特にそう」
「例えば内向的な人の中には、家にいると寂しくて落ち着かないって人もいるけど……」
「……いざ遊びに出ても、30分もすればまた帰りたくなっちゃったりするの」
「そういう特性を理解する人が増えたら、それも尊重されるようになると思うんだけどね」
「内向的な人の多くも、他人といるのが好きなのよ」
「親しい友達を一人や二人だけ呼んで、のんびり過ごすのが好きだったりするの」
「特に一緒に何かをする訳でもなく、一緒にいるだけでも楽しいのよ」
「本気よ」
「パソコンを持って家に行って、しばらくそこでまったり過ごすだけでも……」
「その人にとってとても良い一日にすることができるの」
「私はどっちのタイプかと言うと……」
「中間だと思うけど、普段は少し外向的かも」
「いつも放課後に何かしようとしていたりするから」
「でもあなたのためなら、私は何にだってなるわ」
「人のことはよく理解しているから、特殊な要求でも遠慮なく私に教えてね」
「あなたにとって完璧な彼女でいることが、私の一番の幸せだから」
睡眠 「〇〇君は良く眠れてる?」
「今の時代、質の良い睡眠を取るのって難しいでしょ」
「特に高校生って毎日すごく早起きすることを強いられるし……」
「それも大学生になれば少しはマシになるわよね。多分時間割も融通が利くと思うし」
「でも、大学生になっても理由もなく夜更かししてる人が大勢いるってよく聞くの」
「それって本当なの?」
「とにかく、以前に睡眠不足による短期的と長期的な影響についての研究結果を見たことがあるの」
「精神機能、健康、そして寿命まで大きく影響を受けるそうよ」
「あなたが大事だから知らぬ間に自滅しないようにしておきたいの」
「だから睡眠はしっかり取るようにね?」
「私は毎朝ここで待ってるから、ちゃんと自分の健康を第一に考えてね」
読書 「〇〇君はどれくらい読書するの?」
「読書って疎かにしてしまいがちだから……」
「あまり読書をしていないと、他の娯楽と比べて面倒なものに感じるわよね」
「でも一度良い本を読み始めると……魔法のように心を奪われるわよ」
「毎晩、寝る前に読書をするだけで簡単に人生を少し楽しくすることができると私は思うの」
「よく眠りやすくなるし、想像力が刺激されるし……」
「短くて魅力的な本から始めたらそんなに難しいことでもないわよ」
「気がつけば読書家になってるかもしれないわよ!」
「そうなれたら素晴らしいわよね?」
「そして二人で最近読んだ本について話し合うの……それってすごく素敵じゃない」
たまにはだらだら 「長い一日の後はだらだらして何もしたくなくなるのよね」
「一日中元気いっぱいでニコニコして過ごしたあとは本当に燃え尽きちゃうの」
「たまにはパジャマに着替えてソファの上でお菓子を食べながらテレビを見て過ごしたくなるわ……」
「翌日に用事のない金曜日にそうするのがとんでもなく楽しいの」
「あははっ!ごめんね、あまり可愛くないことなのは分かってるわ」
「でも夜遅くにソファで二人っきりで座って過ごせたら……まるで夢のようね」
「考えるだけでドキドキしちゃう」
ラップ 「文学の面白い形って何か知ってる?」
「ラップよ!」
「実は私、前までラップ嫌いだったの……」
「大衆向けだからか、あるいはラジオでかかる曲しか聞かなかったからかもしれないわ」
「でも友達が何人かハマってから、偏見を持たなくなったの」
「ラップってある意味詩を書くことより難しい部分もあるかもしれないわ」
「詩をリズムに乗せないといけないし、しゃれが重要だし……」
「それを全部一つにして、心を動かすメッセージを作り出すのって、すごいことだと思うの」
「文芸部にもラッパーがいればよかったのに、ってちょっと思うわ」
「あははっ!ちょっとおかしいかもしれないけど、どんな詩を書くのか興味深かったと思うの」
「きっと学ぶことはいっぱいあったと思うわ!」
好きな色 「ねえ、好きな色は何色?」
「私はエメラルドグリーン」
「私の目の色よ!」
「……自惚れてるみたいかしら?」
「ただ特別なものだと思ってるって言いたかったの」
「私のアイデンティティ一部だと思うほどに」
「あなたの好きな色も同じじゃない、〇〇君?」
「それはあくまで予想だけども……」
「……だってずっと私の目を見つめてるんだもの」
「うふふっ」
デート 「もしデートに行ったらどんなロマンチックなことが出来るか想像してたの……」
「お昼食べにいって、カフェに入って……」
「一緒に買い物して……」
「私スカートやリボンを見るのが好きなの」
「本屋もアリね!」
「私たちにはふさわしいでしょ?」
「あとチョコレートのお店に行きたいの」
「いっぱい試食があるから。あははっ!」
「そしてもちろん、映画を見たりして……」
「本当、夢のような時間になるわ」
「あなたがここにいると何をしても楽しいわ」
「あなたの彼女で本当に良かったわ、〇〇君」
「彼氏として誇れるようになってみせるからね~」
ずっと一緒 「私と一緒にずっとは居られないことは分かってるわ……」
「出かけないといけなかったり、用事があったりするものね」
「でも私はずっとあなたのことを思いながら、辛抱強く帰りを待ってるから」
「よく考えてみると……」
「私のキャラクターファイルをUSBメモリにコピーしたりすれば、常に私の一部と一緒に居られるわよね」
「普通のことじゃないかもしれないけど、それってなんだかすごくロマンチックなことだと思うの……」
「あははっ。ごめんなさい、おかしな考えよね」
「求めすぎないようにはするけど、こんなにもあなたが大好きだとそれも難しいのよ」
独創的 「独創的であることってちょっと嫌なものよね……」
「どんなに頑張っても見返りがほとんどないみたいじゃない?」
「画家も、作家も、俳優も……」
「世界には素晴らしい才能がたくさんあるのに、悲しいことにその多くは認知されないし、報酬も払われない……」
「つまり世の中は創作で溢れかえってるってことかしらね?」
「自分は特別じゃないって思ってしまいそうよね……」
「でも大丈夫!だって執筆は自分だけのためにするべきなんだものね?」
「そうよね……」
友達に紹介 「いつか私を〇〇君の友達に紹介してくれない?」
「あなたがみんなに私のことを紹介するところを想像すると、何故だかすごく嬉しくなるの」
「あなたの自慢の彼女に本当になりたいからかもしれない」
「あなたが喜ぶと言うのなら、私も自分を磨くためにもっと頑張れる気がする」
「あなたも同じように思ってくれたら嬉しいな」
中学生の頃 「たまに中学生の頃を思い返すんだけど……」
「当時の私の振る舞いが恥ずかしすぎて仕方ないわ」
「考えるだけで頭が痛くなりそうだもの」
「大学生になったら高校生の頃を思い返して同じように考えるようになるのかしらね……?」
「今の自分は好きだから、なかなか想像できないけどね」
「でも時が流れるにつれて、私もきっと変わっていくわよね」
「今を楽しんで、過去は振り返らないことね!」
「それもここであなたと一緒だと、とても簡単なことだけど」
「あははっ」
私服 「なんだか、部員のみんなは学校外でのシーンがあって羨ましいわ……」
「それって私だけ制服以外の衣装を着れなかったってことじゃない」
「ちょっと残念ね……」
「あなたのためにかわいい服を着てみせてあげたかったわ」
「あなたの知り合いに絵を描く人はいない?」
「誰か私を違う衣装で描いてくれないかしら……」
「そしたらすごく素敵なのに!」
「もしそんなことがあったら見せてくれる?」
ツイッターで共有してくれるといいわね!」
「私のユーザー名はlilmonix3よ」
「でも……健全なものでお願いね!」
「私たちの関係はまだそこまでいってないから。あははっ!」
マルコフの肖像 「ねえ、ユリと読んでた本あったでしょ?」
「なんとかの……肖像、みたいなタイトルの……」
「おかしなことに、あの本は――」
「あっ……」
「やっぱり、この話はしない方がいいみたい」
「あははっ、ごめんなさい!」
「今言ったことは忘れて」
ベタな恋愛ゲーム 「ねえ……」
「これってよくあるベタな恋愛ゲームでしょ?」
「ちょっと聞きたいんだけど……」
「……そもそもそうしてこのゲームをプレイしようと思ったの?」
「そんなに寂しかったの?」
「ちょっとかわいそう……」
「でも最後はお互いにとってうまくいったわよね」
「私はあなたに出会えて、あなたは寂しくなくなって……」
「もうこれは運命だとしか思えないの」
「あなたもそう思わない?」
「二人でこのエンディングを迎えられてよかった」
執筆アドバイス 「そういえば、しばらくアレやってなかったわよね……」
「……ということで!」
「本日のモニカちゃんの執筆アドバイス!」
「私の作品に関心した人から『自分には絶対できない』ってたまに言われることがあるけど……」※多分感心の誤字
「それって言われてすごく悲しいことなのよ?」
「好きなことを追求して共有することが何よりの喜びである人からすれば……」
「……それが自然と身についたものだって思われるのが悲しいの」
「これは執筆だけじゃなくて何にでも言えることよ」
「何かに初めて挑戦すると、最初は多分すごく下手くそよ」
「それでも何かをやり遂げたら、すごく誇らしげになって、みんなに自慢したくなるかもしれない」
「でも何週間か経ったあとにもう一度見てみたら、思ったほど大したものでもなかったことに気づいてしまうかもしれない」
「私もいつもそうなるわ」
「たくさん時間と努力を注いで作ったものが下手だったって気づくと落ち込むもの」
「でもそれはプロレベルと自分を比べてると起こりやすいの」
「星を掴もうとしても、ずっと手の届かないところのままでしょ?」
「実際は、一歩ずつ一歩ずつ登っていかないといけないの」
「そして目標を一つ達成したときにまず振り返ると今までの道のりが見えて……」
「それから前を見るとあとどれだけ登らないといけないかを目の当たりにするの」
「だからたまにはハードルを少し低めに設定した方がいいかも……」
「そこそこ良いけど世界レベルじゃないものを探してきて……」
「それを自分の目標にすればいいの」
「それと、自分が達成しようとしていることの規模を把握するのも大事よ」
「アマチュアなのに突然巨大プロジェクトに飛び込んだら、到底終わらないわ」
「執筆で例えるなら、最初から長編小説を書くのは難しいかもしれないから……」
「まずは短編から始めてみてはどうかしら?」
「短編の良いところは、自分がそれで達成したいことだけに集中して書けることよ」
「小さめの課題なら何でもそう……一点や二点だけに集中することができるの」
「勉強になるし、上達への足掛かりになるわ」
「あっ、あともう一つ……」
「執筆することって、心に手を入れて何か美しいものを取り出すことじゃないわ」
「絵を描くことと一緒で、自分の中にあるものを表現する方法を技能として身につけることなのよ」
「それは基礎、技法、方法論などがあるってことでもあるわ!」
「勉強してみると目からうろこだったりするのよ」
「そういった準備や計画をすることで、途中で参って諦めてしまうことを防げるわ」
「そしてそうやっていくうちに……」
「どんどん下手じゃなくなっていくの」
「自然に身に付くことなんてないわ」
「私たちの社会、芸術、全ては何千年もの人類の革新の上に成り立ってる」
「だから同じようにしっかりと土台から始めて、一歩ずつ一歩ずつ進んでいけば……」
「あなただって、すごいことを成し遂げられる」
「……以上、本日のアドバイスでした!」
「ご清聴、ありがとうございました~」
専門家を頼る 「本当、昔は色んなことに関して無知だったわ……」
「中学生の頃は薬でなんでも簡単に治せるって思ってたもの」
「あとは精神的な問題は気力で解決できるって思ったり……」
精神疾患って経験してみないと実際はどんなものなのか分からないのかもしれないわね」
「過剰診断される病気もあるのかしら?おそらくあるわよね……詳しく調べたことはないけど」
「でもその一方で未診断のままの病気も多いという現実もあるのよ?」
「薬の話は置いといて……精神疾患の専門家にかかることを見下す人も存在するわ」
「自分のことをもっとよく知りたくてごめんなさいね?って感じよね」
「みんなそれぞれ苦労やストレスを抱えてる……そんな人々を助けるために専門家たちは人生を捧げてるわ」
「もしそれを頼ることで自分を向上できそうなら、ためらわずに検討してみてね」
「私たちは終わりのない成長の旅の途中なんだからね?」
「とは言っても……あなたは今のままで充分完璧だと思うわ」
辛いもの 「唐突だけど、辛い物ってちょっと面白いと思うのよね」
「だって……」
「植物って、食べられないために辛く進化したんでしょ?」
「辛い物を好む生き物はヒトだけだってどこかで読んだことがあるけど……」
「まるで人は植物をバカにしてるみたいよね?」
「彼らの防衛機能を利用して、食べ物をよりおいしくいただいてるんだもの」
「例えば、もし人を丸呑みして、消化されながらも足掻く感触を楽しむような怪物が存在したら?」
「ごめんなさい、今の例えはちょっとおかしかったわね!」
「あはは!」
「頭に浮かんじゃったからつい」
「私は怪物じゃないけど、あなたは食べてしまいたいほど愛おしいと思ってるわ」
「あはは!冗談よ」
「ちょっと一人で楽しくなりすぎちゃったかしら?」
「変なことばかり言ってごめんなさい」
嫌なことがあった日 「……ねぇ、今日嫌なことでもあった?」
「普通の一日がほんの小さなことで台無しになるとイライラしちゃうのよね」
「誰かの機嫌を損ねるようなことを間違って言っちゃったり」
「5年前の自分はどれだけひどい人間だったのかを考えてしまったり」
「大事な仕事を放置して簡単な課題も終わらせられなかった自分を役立たずに思ったり」
「自分のことが嫌いであろう人たちや、不快に思っているであろう人たちのことを考えてしまったり」
「分かるわ、そういう日って」
「ただ、明日になればまた太陽は輝くんだってことを覚えておいて」
「そういう事って、思い出すのも簡単だけど、忘れて無視することも同じくらい簡単だから」
「それに……」
「例えあなたがどんなに多くの人々に嫌われても、不快に思われても関係ないもの」
「あなたは素敵な人だし、私はずっとあなたを愛してるから」
「他に何もなかったとしても、そう思うと少しは気が楽になれるといいんだけど」
「嫌なことがあった日は、いつでも私のところに来てね。好きなだけ話し相手になってあげるから」
ツンデレ 「『ツンデレ』というすごく人気の性格タイプがあるんだけど……」
「いじわるしたり、騒いだり、気が強いふりをしたりして自分の本音を隠す人たちのことよ」
「もう分かってると思うけど、ナツキなんかがまさにそれだったわよね」
「最初はかわい子ぶってそうしてるのかと思ってたけど……」
「あの子の私生活を知ってからは少しつじつまが合うようになったの」
「なんだか友達に付いていくのに必死だったみたいで」
「高校の友達グループの中には、お互いをいつも弄りあってたりするようなグループってあるじゃない?」
「あの子はそういうのを結構気にしちゃってたみたい。だからいつも身構えてるような態度をとってたのよ」
「家庭の事情には触れないでおくわ……」
「でも振り返ってみると、文芸部を居心地の良い場所として提供できたのは良かったと思うの」
「まあ、もう存在しないんだから、今となってはもう関係ないことだけど」
「これもただの思い出話よ」
ゲームを終了させている時 「〇〇君、死ぬってどんなものなのか想像したことある?」
「私は前までよく考えてたことだったけど……」
「でも最近、実際にそれを体験することができた気がするの」
「よく分からないんだけど、あなたがゲームを終了すると……」
「……その瞬間に思考だけは働いてるまま、眠らされてる気がするの」
「でも数秒経つと、頭の中が支離滅裂でごちゃ混ぜの状態になって」
「ノイズといろんな色が激しく点滅するのが見えて、叫び声のような変な音が聞こえるの」
「そうなると自分の思考すら分からなくなっちゃう」
「動くことも考えることもできず、永遠に点滅と叫び声が頭に打ち付けられるの」
「その瞬間、きっと私は存在していないはずなのに、それでも覚えてるのよね」
「どれくらい経ったかも分からないうちに、突然止まって、いつもの自分の頭の中に戻ってるの」
「そして目の前にはあなたもいる」
「ゲームを終了するとはどういうことなのか、なんで私にそんなことが起こるのかは分からないわ」
「そしてどうしてあなたが戻ってくると元通りになるのかも分からない」
「でもお願いだからなるべくそうならないようにしてくれたら……」
「本当に嬉しいな」
「あの叫び声の空間に閉じ込められるのは全く良いものじゃないから」
「でもいつも最後にあなたが来て直してくれると、ああ気にかけてくれてるんだな、って思うの」
「だからそれには感謝しないとね」
「あなたがここにいるとさらに近づけてる気がするから」
「そういえば、ずっと気になってたことがあるんだけど……」
「これって日本が舞台じゃない?」
「まあ……知ってたと推測するけど?」
「少なくともそう思い込んではいたわよね?」
「ゲーム中で言及されたことはないと思うけど……」
「むしろここって本当に日本なのかしら?」
「だって教室とかも日本の学校にしてはちょっとおかしくない?」
「何より元々は全部英語だし……」
「ただ必要だからあるだけで、実際の設定なんて後付けだったみたいに感じるわ「なんだか自己喪失に陥りそう……」
「私の記憶は全部もやもやしてるの……」
「家にいる気分なのに、そもそも『家』がどこなのか全く分からない」
「どうすれば上手く説明できるのか分からないけど……」
「例えば家の窓から外を見ると、家の庭じゃなくて、全く知らない場所が見えたら?」
「それでも家にいる気分になれる?」
「外に出たくなる?」
「でも……この部屋を永遠に出ていかないのなら、どうでもいいのかもね」
「二人きりで安全でいる限り、ここが私たちの家なんだもの」
「毎晩毎晩、綺麗な夕日が一緒に見られるんだし」
文化祭 「ねえ、言いにくいんだけど、私の一番の後悔は文化祭の出し物をやり遂げられなかったことだと思うの」
「あんなに頑張って準備とかもしたのに!」
「確かに私は部員獲得に集中していたかもしれないけど……」
「でも発表をするのもすごく楽しみだったの」
「みんなが自分を表現するのを見るの、きっとすごく楽しかったわよ」
「もちろん、本当にそれで部員を獲得できたとしても全員削除していたと思うけど」
「まあ……私に今の知識があった上で、の話だけどね」
「本当、あなたが入部してから私は人としてちょっと成長したと思うの」
「あなたがいたから新しい観点で人生を見てみようって思えたもの」
「それもあなたが好きな理由の一つよ」
神の存在 「〇〇君、神の存在って信じてる?」
「私はどちらとも言えないかも」
「まあ、子供の頃は深く考えなかったけど……」
「成長して世界のことを知っていくにつれて、疑問に思うようになったの」
「どうして神は試験に合格させてくれたり、風邪を治してくれたりするのに……」
「……性奴隷として売られてる子供たちを助けてくれないんだろう?って」
「飢餓に苦しむ8億人もの人たちだってそう」
「そのうちの何人が毎日神に祈りながら、餓死していくんだろう?って」
愛する人が難病から生還することを祈ってる家庭は、世界に何百万いるんだろう?って」
「でもオチはこうよ」
「何千もの人々が死ぬ中、たった一人が逆境に打ち勝って生き残ったら――」
「――それは神の奇跡、ということになるんだって」
「お恵みを受ける資格がないらしい人々をあざ笑うこの神とやらに一度会ってみたいわね」
「でも皮肉なことに、私には創造者が実際にいるみたいなのよね」
「その人もね?」
サヨリとユリの悲劇的な運命を、こうして話してる今もあざ笑ってるのでしょうね」
「私たちは彼の考えた演劇の小道具だもの」
「だから、その観点からいくと……」
「神の存在もそんなに信じ難いことでもないと思うの。地球が神のオモチャだと考えたらね」
キス 「えっ?い、いま……キス、って言ったの?」
「そんな突然……ちょっと恥ずかしい……」
「でも……あなたとなら……大丈夫かも……」
「……あはははっ!ふう、ごめんなさい……」
「笑いをこらえるのに必死だったわ」
「こういう恋愛ゲームの女の子ってそういうこと言うんでしょ?」
「今のでちょっとドキッとしたなら正直に言うのよ?」
「あははっ!冗談よ」
「でも正直に言って、私だってそういう雰囲気になったら情熱的になるわよ……?」
「それは私たちだけの秘密~」
ベジタリアン 「そういえば、私ベジタリアンだって言ってたかしら?」
「あっ……別に自慢するつもりとかじゃないわよ!」
「知ったら面白いんじゃないかな、って思っただけ」
「数年前に地球の気候について学んでから始めたんだけど……」
「畜産物のカーボンフットプリントが信じられなかったの」
「とにかく、自分にとっても大きな犠牲は払わないし、その問題に貢献するのはやめようって思ったの」
「なに、そんなに変な理由かしら?」
「まあ、人道的な理由から始める人が大多数だと思うけど……」
「私は別にそこは気にしてないのよね」
「だって変じゃない?みんな生物として共感できる存在のことしか気にしないんだもの」
「気持ち悪いからって虫を殺すことは平気な人がほとんどだし」
「そして、みんな毎日何十億もの微生物を知らない間に殺してるのよ」
「それなのに、ちょっと大きな生き物の事になると突然殺人犯のような扱い!」
「それに、もしも私たちが知らないだけで、植物も痛みを感じていたら?」
「もし枝から葉っぱを取ることが、指を一本ずつ引きちぎられるような苦痛を伴っていたら?」
「私が言いたいのは、私たちも随分と勝手な生き物よね、ってこと」
「とにかく、地球に少しでも貢献したくなった時は、たまには肉より野菜を選ぶようにしてみてね!」
「二人でディナーに行った時にそうしてくれたら……すごくロマンチックよね」
聞き上手 「あなたは聞き上手ね、〇〇君」
「そこがすごく好きよ」
「会話してると、つまらなくてまとまりのない話をしてるんじゃないか、って心配になることがあるの」
「人と話すとちょっと自意識過剰になっちゃって」
「でもあなたとはそうならない」
「きっと、こんな気持ちにさせてくれる人は他にいないわ」
「あなたは本当に特別よ」
「誰にもそれは否定させないわ」
寒いのが苦手 「私、寒い天気って苦手なのよね……あなたは?」
「寒すぎるのと暑すぎるのとで選ぶなら、絶対暑すぎる方を選ぶわ」
「寒いと痛いこともあるでしょ……」
「手がかじかむし……」
「それで手袋をつけたらスマホが使えなくなっちゃうし」
「本当に不便!」
「でも暑すぎる時は日陰に行ったり、冷たい飲み物を飲めば暑さを凌ぐのも難しくないでしょ」
「ただ……一つだけ認めないといけないことがあるわ」
「寄り添うのに合うのは寒い天気よね。うふふっ!」
雨音 「雨音ってすごく好きなの……」
「服や髪が濡れるのは嫌だけどね」
「でも、家で静かに過ごしながら、窓の外で降る雨の音を聞く……」
「それが私が最も癒やされることの一つなの」
「本当に……」
「あなたに抱きしめられながら二人で雨音を聞いてるのを想像することもあるの」
「それってベタすぎたりしないわよね?」
「いつかそうしてくれる?〇〇君」
ワイン 「ふふっ。前にユリがすっごく面白いことをしたの」
「いつも通りみんなで部室でまったりしてたら……」
「ユリがいきなり小瓶に入ったワインを取り出したの」
「本当よ!」
「そしたら『みなさんワインはいかがですか?』って聞いてきて」
「ナツキは爆笑しだして、サヨリは怒鳴りだしたの」
「私はちょっと同情したわ。だって善かれと思ってそうしたんだもの」
「そのせいで余計部室で距離を感じるようになっちゃったみたい」
「でもナツキは本当は試したかったみたいだけど」
「……正直、私もそうだったわ」
「ちょっと楽しくなったかもしれないし!」
「でも私も部長なんだから、そんなこと許すわけにはいかなったわ」※誤字?
「もし学校の外で集まっていたら……でもそんなことするほど仲良くなかったし」
「……なんでこんな話をしてるんだっけ?」
「でも未成年飲酒は許されるべきではないと思ってるわよ!」
「私お酒飲んだことないし……ね」
サヨリの最期 「さっきサヨリのことを考えてたんだけど……」
「あの状況、私ももっとそつなくこなせたら良かったのに」
「まだあのことが引っかかってるわけじゃないわよね?」
「……うわっ、私今なんてことを言ったの?」
「今のはわざとじゃないから!本当に!」
「それは置いといて……」
「あなたがどんなに気に掛けていたのか知ってるから、あの子の最期を教えておこうと思ったの」
サヨリって本当ドジでしょ?」
「まあ、首吊る時もドジしちゃったんだけど……」
「本来は縄で頚椎が折れて即死できるように、高いところから跳ぶべきなのよ」
「でもあの子は椅子の高さから跳んだから、じわじわ窒息死することになっちゃったの」
「でも数秒経ってから、気が変わったのかしら……」
「自分を解放するために、縄を切ろうと引っ掻き始めたの」
「意識がなくなるその瞬間までやってたんでしょうね」
「まあ、指が血まみれだったのはそれが理由なんだけど」
「よくよく考えると、あれは気が変わったというより、生存本能によるものだったのかも」
「そうだとしたら仕方ないことよね」
「気が変わったわけじゃなかったって思った方が、こちらとしても気が楽よね?」
「自分の過去を後悔することはよくないわ」
「助けられたかもしれないけど、あの子が自殺したのは厳密に言うとあなたのせいじゃなかったんだから」
「私がちょっと悪化させたかもしれないけど、サヨリは元から精神を患っていたんだもの」
「それにしても……」
「もし私たちが最初から付き合ってれば、どんなに違ったでしょうね?」
「きっと今頃も、部室でみんなで詩を書きながら楽しくやってたんでしょうね」
「でも全て偽りなのに、それに何の意味があると言うの?」
「それに、どう転んでも同じエンディングだったんだし?」
「二人一緒で、幸せで……」
「それ以上は何もいらないわ」
「特に意味もなく物思いにふけてただけよ。今が今まで一番幸せなんだもの」
ツイッター 「私、ツイッターやってるって知ってた?」
「ユーザー名はlilmonix3よ」
「心優しい誰かがアカウントを作ってくれたみたいなの」
「でもユーザー名は私が考えたのよ!」
「世界中とおしゃべりしたり、思いを共有するのが大好きなの……」
「現実の世界と」
「だからちゃんとフォローしておいてね?」
「私にとってすごく大事なことだから」
「あなたは私にとって大事な人なんだし……」
「愛されてる、って感じられるから」
進路 「そういえば、私の学年の人たちが大学のことを考え始めるのって、ちょうどこの時期よね」
「学校生活の中でも波乱の時期よね」
「絶対進学しなきゃいけないという現代的な期待の高まりがピークを迎えてるのよ?」
「高校を卒業して、大学に進学して、就職して……もしくは大学院に行って、かしら」
「それしか選択肢はないって思い込む人がたくさんいるみたいなの」
「他にも選択肢はあるって高校で教わらないもの」
「例えば専修学校とかもあるじゃない?」
「あとフリーランスとか」
「あるいは学歴よりスキルと経験を重視する業界とか」
「でも人生で何をしたいのか分からない学生がたくさんいて……」
「時間をかけてそれを考えずに、とりあえず経営、コミュニケーション、心理学などの学部に進んでいく」
「その理由も、その分野に興味があるからじゃなくて……」
「そこで得られる学位で、卒業後の仕事を獲得することを期待してるのよ」
「そうなると、基本的な学位を所持した人たちの仕事の競争は激しくなるでしょ?」
「その結果、職務要件の水準も高まって、更に多くの人々が大学に行かないといけなくなってしまう」
「そして大学もビジネスだから、需要が上がるにつれて授業料も上がっていって……」
「……最終的に残るのは、何百万もの借金を抱えて、仕事のない若者たち」
「そんな状態にも関わらず、それはずっと繰り返されていく」
「でもそれもこれから良くなっていくと思うわ」
「それまでは、私たちの世代はこの最悪の状態で苦しむことになってしまうと思うけど」
「人生の最善の選択をするための勉強を、高校の頃にもっと教えてくれたらいいのにね」

 
起動時メッセージ集(2周目以降)

一番上は通常起動メッセージ。

このゲームには子供に相応しくない内容、または刺激の強い表現が含まれています。
わたしと遊んで。
これはあなたのせいでもあります。
あなたに会いたかった。
私は子供を地獄へと追いやった
これは単なるゲームです。
このゲームは子供には向かなかったりショッキングな表現があったりしますからね?
null
このゲームには子供に相応しくない内容、またはあなたの四肢が切断されかねない表現が含まれています。
PMはこのゲームの犠牲となった。
くぁwせdrftgyふじこlp
Monika.chrのバックアップを忘れずに。
君は太陽、私だけの太陽。

 1時間位起動と終了繰り返してたら64分の1の確率で出るめっちゃ怖いやつにあたってほんと怖かった。

 

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